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トラについて考えよう (中): いがみあう2頭、お見合いは失敗に・・・

今回はロンドン動物園で繁殖計画のためお見合いをしたスマトラトラの記事を紹介します(2008年10月1日付英インディペンデント紙)。

現在、ロンドン動物園にはランプール(11歳オス)とライカ(8歳メス)が飼育されています。同園は繁殖のため英中西部のダドリー動物園のサラ(12歳メス)とライカを交換することにしました。ランプールとライカのペアリングはすでに行なわれていましたが、残念ながらまだ繁殖には至っていません。そのため、ダドリー動物園ですでに子供を1頭生んだサラとのペアリングには期待がかけられていました。

サラがロンドンにやってきたのは去年の夏のこと。そして、ランプールとお見合いさせてみたところ・・・サラはランプールに対し、シーッという音を出したり、うなり声をあげて近寄らせることはありませんでした。そしてついにサラは後足に浅い引っ掻き傷を負うことになってしまいます。

ビックキャット(大型ネコ)と呼ばれる類の動物にはよく見られる行動とはいえ、結果を見た園関係者は、お見合いから僅か8ヶ月足らずで2頭を引き離すことにしました。そして、ライカはロンドンに、サラは中西部の動物園に戻る手続きがされました。

開園160年の歴史を持つロンドン動物園では施設の老朽化に伴い、530万ポンドを投入したゴリラキングダムと同じくらいの予算でビックキャットの新施設を完成させる予定です。それだけに残念な結果となってしまいました。

野生のオスのトラは60~100平方キロメートルの距離をさまよい歩くそうです。また、私たちと同様に、トラたちにも同居している仲間と時には離れ1頭になれるプライベートな空間も必要とします。したがって、飼育員さんもゴリラたちと同じように住み心地の良い環境を整えてあげたい、と述べています。

動物園廃止などを訴える愛護団体からは、野生にいるからこそいろいろな相手と出会え、相性の良い相手を選べる。同じような問題をどの動物園からも聞いている、とコメントされています。

ここからはMayaの言葉。
動物の中には非常に繊細で、はっきりとした好みを持ち気に入った相手でないと受け入れない種がいます。同じ大型ネコだとチーターのペアリングも大変、難しいと聞きました。しかし、私たち人間には各個体がどのような好みなのかは判断できません。前回のブログで紹介したシベリアトラのタイガとココア誕生は本当にすごいことなのですね。

生息地が狭まれたこと、毛皮目当ての密猟により絶滅に追い込まれているトラたち。(下)ではそのころについて紹介します。

詳しい記事はこちらから。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/warring-tigers-leave-london-zoo-with-a-1635m-bill-947327.html

ダドリー動物園のHPはこちら。2009年のカレンダーの写真はスマイルだけ身につけた仕事中の飼育員さんの姿が・・・
↓↓
http://www.dudleyzoo.org.uk/home.htm
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Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

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