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カエルツボカビ症からマウンテン・チキンを守れ

ツボカビ症の拡大により、両生類の絶滅が危惧され始めたのはおととしの話。去年は「国際カエル年」ということで、動物園でもカエルをテーマにしたイベントが頻繁に行われていました。

カエルツボカビ病をよくご存知のない方に簡単に説明します。

ツボカビの一種、カエルツボカビが両生類の体の表面に寄生・繁殖すると、皮膚呼吸が困難になるという病気です。発病すると食欲が減衰し、体が麻痺し始めると死に至るそうです。

この病気が両生類の間で拡大すると絶滅は免れません。当然、生態系にも深刻な影響が出るという理由から、日本でも慎重に対処しています。

研究者によると、気候変動や気温の上昇が感染拡大に拍車をかけていると考えていると言われています。

さて、今回の記事のタイトルにあるマウンテン・チキンとは一体、何でしょうか?チキンもツボカビに感染???

いえ、いえ、ここでのチキンとはカエルの事なのです。食用にされているカエルで、味がチキンに似ていることで、マウンテン・チキンと呼ばれているのです。その影響もあり、現在では絶滅が危惧されている貴重なカエルとなっています。

最近、この病気がカリブ海のモンセラ島で発見されたこを受け、保護活動団体は50匹のマウンテン・チキンを病原体のルートから救出に乗り出しました。

10年ほど前からカエルの間で広がりつつあるこの恐ろしい病気。ドミニカ周辺でも2002年あたりから広がり、すでにマウンテン・チキンの大量死の原因になっていますが、モンセラに広がるのも時間の問題、ということで、今回の措置に踏み切りました。

救出されたマウンテン・チキンは現在、デュレル野生動物トラストとロンドン動物園協会の協力を得て、特別な施設で大切に飼育されています。

施設は完全な安全ユニットとなっており、温度や湿度が管理されています。また、自然な状態で採食できるような工夫もされているそうです。

入出には白衣やマスク、手袋の着用も義務付けられ、カエルを病原体から守ります。

人の手によるマウンテン・チキンの飼育や繁殖は大変、難しいそうです。食欲が旺盛な上、繁殖時にはメスがおたまじゃくしのための巣を地面に作り、卵を守りながら餌を食べるという、ユニークな習性があるからです。

マウンテン・チキンのためのセーフティ・ネットを用意し、カエルたちを病原体に侵されていない生息地に再び帰すことが、ゴールだそうです。

この記事の出所先(2009年4月21日付、英ガーディアン紙)はこちらです。
カエルの苦手な方は見ないでくださいね~。カエル好きさんはビデオマークのところをクリックしてください。絶滅が危惧されているいろいろなカエルのスライドが見れますよ。
↓↓
http://www.guardian.co.uk/environment/2009/apr/21/wildlife-conservation
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