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相次ぐゾウと列車の事故に防止対策を

南インド、タミル・ナードゥのコインバトールでは今、ゾウを車や列車の事故から守るため、世界で初めて高架道路を作る計画があります(2009年2月18日英ガーディアン紙)。

大型幹線道路は、ヒマラヤ丘陵地帯に位置するウタラクハンドのラジャジ国立公園を横断する線路で起こるゾウとの衝突事故を防止するため、900万ポンドの費用をかけて建設される予定です。

インドでは1987年以降、線路で死亡しているゾウの数は最低でも118頭といわれています。去年の2月には妊娠したメスを含めた2頭の大人と推定年齢6歳のオスの子ゾウが列車事故で死亡しました。

道路はヒンズー教の聖地で有名なハリドワーとリシケシュに向かう4車線ですが、地下トンネル計画には技術的困難が伴うということで、車両用の高架道路建設が採用されたそうです。

ラジャジ国立公園では現在、約400頭のゾウが暮らしています。ゾウは振動にとても敏感な動物ですが、道路の高さがゾウにとって十分であれば問題はない、と野生動物の専門家は考えています。

また、計画は初段階から正しい判断が必要とされます。ゾウの道のための高架道路建設は世界でも前例がないことだからです。夜間パトロールの導入や、列車運転手に注意を呼びかけるキャンペーンなど、事故防止対策も徹底される予定です。

ゾウが近づいてくる列車を避けるために作られたゾウ防止用急斜面の土手も平らにされました。土手は事故防止のための短期的対策として18キロの範囲で20か所作られましたが、公園関係者は長期的対策を求めていました。

820平方キロメートルのラジャジ国立公園には1000万年前の50のゾウ種の化石が残されています。

ゾウのための高架道路建設プロジェクトはインドの保護計画としては稀に見る画期的な試みです。

インドではゾウだけでなく、国家の象徴的な動物であるベンガルトラも過去5年間で半数以上がいなくなりました(記事概要、終わり)。

最近、開発が劇的に進んでいるインドでのゾウと列車の衝突事故のニュースを聞くたびに胸が痛んでいたMayaでしたが、これは少し期待ができそうなニュースですね。

ゾウは先祖代々、受け継がれてきた道を通って水源やエサを求めて移動します。土手や線路を越えるという危険を冒してまでも自分たちの道を通るのがゾウ。

ゾウのためにもこのプロジェクトは絶対に成功してほしいものです。

オリジナル記事全文はこちらから。画像は南インド、タミル・ナードゥのコインバートルの列車事故時の様子です・・・
↓↓
http://www.guardian.co.uk/environment/2009/feb/18/elephants-india-flyover
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Maya(Mayani)です。
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動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
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結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

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