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ケニアの孤児ゾウを救え!ダフネさんの「ゾウの保育園」(下)

さて、前回のダフネさんお話は「保育園」を卒園したゾウのことで終わりました。後半は心に傷を抱えたゾウと、象牙目的の密猟についてのお話です。

つい先日、ダフネさんのところにオスゾウが1頭、運ばれてきました。頬には毒矢が刺さっていたのですが、幸いなことに新鮮な毒でなかったため助けることができました。ゾウは信頼して治療を任せてくれました。

ある2歳のゾウはずっととミルク無しでいたためガリガリに痩せた状態で発見されました。ジャッカルのような捕食者に胃を噛まれた様子を見たとき、よく生きていたものだとダフネさんは驚きました。

おそらく彼は目の前で家族を全員、殺されたのでしょう。とても攻撃的だったため、倒れるのを待ってから耳に点滴を打ち、ミルク粥を与えました。

今、彼は「ツァボ国立公園」のセンターに運ばれ完全に回復し、素晴らしいゾウだということがわかりました。しかし、彼の家族に起こったことを考えると心の病の克服は困難だと思います。

ゾウは象牙貿易によりひどい状況に置かれています。ケニアで密漁者に支払われる象牙の代金は、1キロ=300シリングから5000シリング(4ドルから63ドル)に跳ね上がりました。ソマリアなどの隣国では対立が続いており、象牙は銃と取引されています。

最近では中国人の数が増えており、一番大きな象牙バイヤーとなっています。毒矢だけでなく自動小銃を使いゾウが大量虐殺されています。南アフリカで在庫となっている象牙取引が許可されたことにより、簡単に法的なシステムをくぐり抜け、ジンバブエなどで密猟した象牙を混ぜて売ることができるからです。

ケニアで保護されている広い土地は1か所しかなく、ゾウは国境を越えてどこにでも移動します。ケニア野生動物サービスはできる限りのことは行っていますが、ケニア全体のパトロールは期待できません。象牙の購入は1頭のゾウの死だけでなく、家族全員の死を意味します。重要なのは象牙貿易を禁止し、誰も象牙を買わなくなることです。

以上、ダフネさんの記事概要でした。

象牙目的の密猟のみならずブッシュミートの需要という複雑な問題もあります。象牙落札の許可については去年、英国の議会で大きな論争を巻き起こしました。Mayaは改めてこのことについても触れる機会を持ちたいと思います。

オリジナル記事全文はこちらから。赤ちゃんゾウを抱きしめるダフネ・シェルドリックさんの笑顔を見ることができます!
↓↓
http://www.guardianweekly.co.uk/?page=editorial&id=889&catID=4

ダフネさんたちの活動詳細を知りたい方はこちらをどうぞ。「ディヴィッド・シェルドリック・ワイルドライフ・トラスト」のHPです。
↓↓
http://www.sheldrickwildlifetrust.org/index.asp
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こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

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