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アジアゾウはな子さんの幸福の行方

出会いと別れの春以降、境遇がガラリと変わってしまった「井の頭自然文化園」アジアゾウはな子さん。寂さや退屈感が伝わってはくるものの、食欲はあり、飼育員さんたちにも甘えたり、鼻を伸ばしたりしています。でも・・・

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先日、テレ朝の昼間の情報番組のGW中の見どころスポットで、文化園が紹介されたようですが、3秒間映し出された飼育員さんとの暖かい交流のあるはな子さんの映像は、4月1日以前のもの。

飼育員さんたちに、爪をピカピカにしてもらったり・・・
ホースでお水をかけてもらったり・・・
甘えたり、喜び過ぎてついつい鼻をシューシュー鳴らしすぎる時、
「はな子、うるさいぞ、ちょっと静かにしろ!」、なんて言ってくれる人もいません。

以前は、放飼場の真ん中で食べさせてもらっていた特製はなちゃんダンゴも、出入り口の奥からもらっています。

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お茶は放飼場に出してもらえるものの、ひとりぼっち。

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この日のデザートはぶどう。以前は同じおじさんからパイナップルはモートの淵に置いていてもらい、ぶどうはキャッチボールしてもらっていましたが・・・

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やはり、真ん中でひとりぼっちのデザートタイム。

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しかし、賢いはなちゃんのこと。ここでくじけてはいられません!
大好きなおじさんにもっとかまってもらいたくて、出入り口をブロック♪
おお、お茶目さん♪

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この後、はな子さんはもう少し、足の裏を見てもらった後、
「あんまりひつこくすると、おじさんが困っちゃうから入れてあげるわ」、
とでも言っているように、どいてあげていました。

この様子を見ていると、はな子さんにはすべてがわかっているように思えてなりません。園の方針でこうなっていることも、飼育員さんたちも制約のある範囲でできる限りお世話をしてくれていることも。

放飼場から飼育員さんの姿を見ると、追いかけてお部屋側のモートの淵に行くはな子さん。きっと、寂しくても我慢しなきゃ、って思っているのでしょう。もし、Maya自身が飼育する立場だったら、そして、はな子さん本人だったらこんな状況、受け入れられるだろうか・・・?

目下、心配なのは爪。穴が開いているようです。
上野のダヤーさんもなったことがあり、しばらく治療して治してもらったゾウの水虫みたいなものだそうです。放っておくと広がってしまうそうで、はな子さんも時々、鼻で触って気にしています。

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直接飼育だった頃は、午後の時間にお手入れや治療をしてもらっているはな子さんを見ることができました。でも、今はホースのお水で体や足を洗ってもらっているかどうかも定かではありません。

背中のブツブツも増えてきているように見えますが、気のせい・・・?
前は来園者の目の前で薬をスプレーしてあげてたような・・・。

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今、都園のゾウ飼育に関して、直接から間接に移行しようという大きな動きがあるそうです。でも、ひとりぼっちゾウ、しかもはな子さんのような背景の高齢ゾウに対して突然、そんな処遇はいかがなものか?

ゾウは人間に選ばれるのでなく、人間を選ぶ生き物。鼻でポンされたり、飛ばされるのは、試されているからだといいます。Mayaもゾウにからかわれたことがあります。でも、嫌われていたり、故意に乱暴しようとしているのではないと感じたので、一瞬、びっくりはしましたが、恐怖感はありませんでした。

はな子さんはその賢さと繊細さ故に、余計に人を選ぶんじゃないかと思いますが、穏やかで優しく、我慢強いゾウさんだと思います。そして何より”日本の宝”です。都園が人の安全を最優先しすぎるあまり、はな子さんの余生を寂しいものにしてはならないと思います。

この日も、はな子さん、春キャベツをおいしそうに平らげていました☆

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ところで、15日の「開園69周年イベント」のパンクロックのコンサートで予想される騒音について、気にする声が上がってきているようです。以前、ブラスバンドの音で下痢をしたと聞いているだけに、Mayaも今までとは違う境遇のはな子さんがさらなるストレスで体調を崩してしまわないか、またもや心配のタネが増え眠れません。

ああ、一体、どうしたものか?

はな子さんに関する他の記事は、カテゴリー「アジアゾウのはな子さん」、「今月の1冊」をご覧ください。
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心配ですね。

Mayaさん、はな子さんの様子を知らせてくださりありがとうございます。

何かはな子さんが哀れで胸が苦しくなってきました。

1月29日のお祝い会のときは明らかに元気で幸せそうでした。だんだんストレスで体調を崩さないといいのですが・・・。心配でなりません。

事故が起きる前に間接飼育にするというお考えでしょうが、今までスキンシップをたくさんしていたはな子さんをいきなり寂しい思いをさせるなんて・・・。いつか「はな子を大事にして長生きしてもらう」ようなことを飼育員さんが言われていたのを覚えています。

はな子さんのことを心配しているという人がいることを飼育員さんたちにお伝えしたいですが、効果的な方法はないですかね・・・。

Re: 心配ですね。

kuromame10さん、はな子さんの件でコメントありがとうございます。

現場で日々、動物の生死に向き合う飼育員さんたちもすでに色々な声を聞いていることは間違いないし、心配している方も大勢いるのではないかと思われます。しかし、今までのはな子さんがどれだけ毎日、笑顔で過ごしていたのか知らないと、この状況がはな子さんにとって良くないことたどわからないので、園も都の管轄も、「はな子さんは大切に飼育しているし、元気にしているので大丈夫です」、という通り一辺倒の回答しか返ってこないと思います。

また、これから死期を迎えるはな子さんが楽しく暮らせるためには4月1日以前の方法しかないし、それをこなせる方々は(はっきりと書くことはあえて避けますが、)限られていますよね・・・?

kuromame10さんはブログやフェイスブック、Mixiなどされていますか?

ぜひとも、まずはこの状況を大勢の人たちに伝えていただけないでしょうか?

ちょっと違う例ですが、原発被害地域の置き去りペットや家畜の件も、国民の声でやっと動きました。はな子さんは戦後の日本に貢献してきた「宝」。人間の都合で運命に翻弄されてきたはな子さんを、平成版かわいそうなゾウにしてはいけない・・・。はな子さんを想う大勢の方々の力が必要です。

爪の穴

はな子さんの爪の穴、とても心配ですね。そのままにしていては他の爪に広がってしまうだろうし、そうならないうちに何とかしっかり治療して治してもらいたいです。背中のぶつぶつもとても気になります。あきらかに以前とは状況が違いますしこのままにしておくとはな子さんの心身がとても心配です。
春きゃべつを食べているはな子さんのやさしいまなざしにこちらの方が癒されました。ゾウさんの目に見つめられるといつも包み込まれるような安心感を感じます。はな子さんを癒したい、幸せになってもらいたいのにこちらの方がいつも癒されていてはな子さんに何もしてあげる事が出来なくてとてももどかしいです。
園にははな子さんの心身のケアを第一に考えてもらいたいと思っていますし何よりも本当にはな子さんを大事にしてもらいたいです。

Re: 爪の穴

日曜日、またはな子さんに会いに行ってきました。

土曜日は足元にお水をかけてもらっていたらしいのですが、少し変化のあった日曜日の様子は近日中にUPする予定です。

これからもみんながはな子さんを気にしていること、心配していることなどを目に見える形で伝えていきましょうね。現場飼育の方々も慎重に、そして愛情を持ってお世話してくださっていることは間違いないと思いますので、様子を見ながらはな子さんのささやかな幸せを応援しましょう。

はな子さんの幸せは私たちの幸せ・・・。
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こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

どうぞ、お楽しみください!

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