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「Elephant Nature Park」のゾウたちPart 2

ゾウ保護活動を行うENPには大きく分けて3つのプロジェクトがあります。

ます、都市部の物乞いゾウ撲滅活動として、Surinのゾウキャンプ支援を行う“Surin Project”、次に、今すぐ救済が必要なゾウを保護するための“Jumbo Express”、そして、ENPで暮らすゾウたちの自然復帰を支援するための山と土地の所有、“Elephant Heaven”です。

DSCF1007.jpg

実はこのENPを語るに忘れてはならないゾウが2頭います。施設入居第1号だったメーパーム、そして後に親友となった全盲のジョキアです。

どうもゾウに接近すると写真を撮ることを忘れがちになってしまい、この2頭の画像識別ができません。なので、ひとまずカードになっている写真を載せておきます。

DSCF1008.jpg

メーパームはもともと、ミャンマー生まれのゾウ。

国境沿いで森林伐採の仕事をしていましたが、異なるオーナーの元、タイ国内を転々としていたようです。最後は貧しいカレン族の家族と観光客相手の仕事をしていましたが、最終的にENPに引き取られました。

ENPでは「ゾウと人間を繋ぐ親善大使」と呼ばれるほど、人にもゾウにも優しく愛情深いゾウです。

ジョキアはミャンマー国境近くで暮らすカレン族の家族に所有されているゾウの子供として生まれ、家族の一員として大切にされてきました。

ところが、1989年タイ政府による伐採禁止法が彼女の運命を大きく変えました。多くのゾウやゾウ使いがそうであったように、仕事がなくなった持ち主はジョキアを売るしかありませんでした。

ジョキアが視力を失ったのは、伐採の仕事(おそらく違法?)の最中のこと。当時、妊娠していた彼女は重労働を拒みましたが、ついには木材運搬中に赤ちゃんを生み落します。

そして当然、赤ちゃんは羊膜に包まれたまま丘の上から転落。

以来、ゾウ使いの命令を聞かなくなったジョキアは見せしめのため目つぶしされてしまいます。

嫌な言い方ですが、彼らのような人達にとってゾウは大事な商売道具。なぜ、そんなバカなことをするのでしょう?

想像するところ、(全般的に優しいタイ人ですが)その時の感情に正直でカッとしやすい気質の人が多いので、後先考えずに以上のような行動に及ぶのでないかと思います。また、明日の暮らしがどうなるかわからない状況で気持ちも荒んでいるのでしょう。

さて、その後、”Jumbo Express”のリーダー、施設オーナーのLekさんが彼女と初めて出会います。ジョキアの様子を見たLekさんは心を痛め彼女を忘れることができず、何回かオーナーの元に通います。そしてついにはENPの住人となりました。

今ではメーパームと友情で結ばれ、お互いを思いやりながら素晴らしい環境で暮らしています。

2頭に初めて会ったとき。

なんとも言えない安心感と優しさに包まれました。

さて、しんみりした気分になってきたところで・・・

最後は何の心配もなくお母さんのメーブアトンのおっぱいを飲むファーマイ姫の可愛い姿です。

DSCF0410.jpg

苦労世代のおばあちゃんやおばさん、おじさんゾウと違い、何の心配もなく育っていく若いゾウたちは彼らを理解できるのでしょうか?ENP生まれ&育ちのゾウ達にとってはとても不思議なことかもしれませんね。
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Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

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