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キャロラインはオスで、エルヴィスはメス? 個体数調査@ロンドン動物園

皆さんは動物園で飼育されている動物の個体数がどのように管理されているか、気になったことはありませんか?

今日ご紹介する記事は、ある寒い日、「ロンドン動物園」で個体数確認が行われた時のお話です(2009年1月8日付英ガーディアン紙)。

毎年、ロンドン動物園で行われる個体数調査は大混乱です。現在650種類いる動物の中で、キリン3頭、シマウマ4頭などは数えるのは簡単。しかし、ペンギンなどの鳥やカブトムシにオオヤスデなどの昆虫はどのように数えているのでしょうか?

まずはペンギン担当飼育員のジョーダンさんのところに行ってみましょう。すると、ジョーダンさんはペンギンを紹介してくれました。

ジョーダンさん:「スタンはこの中で一番、繁殖率の高いオスです。連れの名前はスチュワートですよ。」

記者:「え?それってオス同士・・・???」

ジョーダンさん:「スチュワートといってもメスですよ。ペンギンは見ただけでは性別を判断できないので、ここではキャロラインはオスで、エルヴィスはメスになってしまったのです。」

(Mayaコメント: どうやらジョーダンさんは全ペンギンの個体識別を完璧にしているのですね。さすが!)

ロンドン動物園には足黒ペンギンやイワトビペンギンなどの種類のペンギンが飼育されていますが、動物たちはそれぞれ、パーソナルファイルを持っています。そこには病歴や健康状態、何か問題を起こしたことがあるかなどが記されています。

さて、次は昆虫園に行ってみましょう。担当飼育員はピアーズさん(女性)。タンクの土を入れ替えながら83匹のヤスデを数えるのはちょっと大変。手に噛みつかれてもヤスデにとっては人間の手はタイヤのゴムのようなものなので、たいしたことはないそうです。

今年は112匹のカブトムシがセイシェルの島から来園する予定です。カブトムシには繁殖計画の一環としてすべての個体の背中に数の書かれた小さな印が付けられます。

では、危険な動物や毒を持つ生き物はどうしているのでしょう?

爬虫類園の飼育長サンターさんは、有毒で危険な動物はもともと数が少ないので数えるのは楽だといいます。サンターさんのお気に入りはコモドオオトカゲ。自分がなんという名前で呼ばれているか認識でき、犬のように訓練できるそうです。

オスのラジャはサンターさんにとって忘れ難い思い出がたくさんある個体だそうです。

ロンドン動物園でのお話はここまで。

さて、日本の動物園での個体数管理はどのように行われているのでしょう?

東京都の動物園の場合、飼育展示課の調整係という部署が個体に関する台帳を管理しています。台帳に載っている動物はすべて東京都の資産になります。

ロンドン動物園のペンギンの例のようにオスメスの判断がわかりにくい動物もいますが、網、目、種名(例:哺乳網、有袋目、コアラ)と性別や個体数などが記されています。

また、その個体がブリーディング・ローンで貸出中か、借りている個体なのか、入院しているかなどもわかるようになっています。

それ以外に各個体の愛称などが記されている伝票のようなものも存在するそうです。昆虫については不明ですが・・・。

いずれにせよ、個体数確認とは細かくて大変なイベントであることは確かですね!

「ロンドン動物園」の個体数調査の様子(動画)はこちらから。
↓↓
http://www.guardian.co.uk/environment/2009/jan/08/wildlife-conservation-london-zoo
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Maya(Mayani)です。
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