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アフリカゾウ、エコーファミリーのその後(下)

9が月間、ばらばらに行動していたエコーファミリーが再び集結したのは今年の3月。エコーの死後4カ月間、エラの家族は姿を消していましたが、去年とおととしに生まれた子供たちとともに、無事、公園に戻ってきました。

エラ以外のファミリーは厳しい干ばつを切り抜けることができず、子ゾウ4頭が死にました。

しかし、EB群はアンボセリの他のどの群より上手く切り抜けたようです。大人は1頭も死んでいません。群の中には5頭も死んだところもありました。

最年長のユードラは完全に1頭残されたため、死期が近いのではないかと心配でした。

エコーの娘エニドは末の子供だけを連れて移動し、エコーの死体があったすぐ近くで過ごしていました。エニドはひどく痩せ、生き残るのが難しいように見えました。

エコーの娘エリオットは小さな子供たちや、孤児を引き連れています。イーメイルやエリカたちがエリオットのそばにいて、子供たちの面倒を見るのに常に大忙し。

皆、分かれて行動したり、一緒になったりしていますが、それぞれ食べ物を探し、体力の消耗を最小限に抑えているようです。エドウィナは2008年に生まれた末っ子エリフの命を守っています。

やっとアンボセリに雨が降り、植物とともにゾウたちも息を吹き返ました。大人たちは活発な足取りで歩き、子供たちは遊び、この2,3週間ですっかり元気になったよう。

2月に群れは2つのグループに分かれて行動していた姿をモス博士たちは見ていました。ひとつはユードラの、もうひとつはエニドとエリオットが率いるグループです。

エコーが死ぬ前に40頭に達した群ですが、エコーの死と子供5頭の死で34頭に。さらにエニドの息子エジャクが独立したため、現在33頭に減りました。ユードラとエニドグループに24頭、エラグループに9頭です。

エラが一族の中心にいたものの、博士らは誰が新しいメイトリアークなのかは判断できませんでした。

また、新しい命の発見がありました。エコーの孫エリムが引き取った孤児エリカに小さな女の子の赤ちゃんが生まれていたのです。妊娠中、果たしてどのように干ばつを乗り越えたかはわかりませんが、メスの子供たちは赤ちゃんの面倒を見るのに大忙しです。

過去最悪の干ばつに見舞われたアンボセリでしたが、この赤ちゃんの誕生はエコーファミリーの再生と希望を象徴するようです。

2回に分けてお伝えしたエコーファミリーのその後。
記事を読み書き進めながら、ゾウの文化の重さと知恵について深く感じることができました。

詳細はこちらをご覧ください。
↓↓
http://www.elephanttrust.org/node/634
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ありがとうございます。

mayaさんこんにちは。
エコー家族のその後ありがとうございます。
「エレファントダイアリー」でも名前がよくでていたエドウィナが元気で安心しました。彼女は家族の中で疎外されていた感じでしたが今は大丈夫なのでしょうか。あと孫娘と「ダイアリー」ではいってましたが、曾孫なんですか?
すいません~家系図大好きなもので(笑)気になって仕方ないのです。
エニドはもう立ち直ったのかしら。彼女もよく名前がでていたのはエコーの近くに常にいたからなのですね。

単純に家長が死んだら次の年上が家長になるものだと思っていたのですが、そうでもないんですね。
母と娘の繋がりがより強いのですね。そこら辺りは人間と同じなんですね。
エコーとエラは姉妹として強い繋がりがあったと思っていたのですが(勿論あるとは思いますが)エコーがいなくなる前からちょくちょく離れていたようで……というか「ダイアリー」でも33頭で動いている割には数少ないなあと思った時があったのですよ。それは各派閥で動いていたからなんですね。単純に皆で動いているんではないという事がよくわかりました。勉強になりました!

アフリカで獣医をやってる方のブログを拝見した時エコーと娘がどこに行くかでもめて最終的にお互いの真ん中に行く事で落ち着いたって書いてて「え?それでいいの?真ん中でいいの(笑)」と何かそんな話が微笑ましかったのですが
もうそれもみられないんですね。きっとエコー程注意を向けられる象はもういないと思うんです。

しかしユードラ!「ダイアリー」では名前出てこなかった気が…そんなに重要なパーソンならでてほしかった(笑)

No title

 エコーファミリーのその後を興味深く読ませていただきました。
過去最悪の干ばつに悲しい犠牲はあったとしても生き抜いた象の知恵と強さに深く感動しました。
新しいファミリーが幸せに暮らしていけることを祈っています。

Re: ありがとうございます。

chibiさん、こんにちわ。

エコー一族は本当にビッグファミリーなので、最新情報を網羅して系図を作らなきゃ、把握できませんね~。エドウィナですが、相変わらず家族から離れて過ごしているようです。娘のヨーロッパはユードラたちと一緒にいるときもあるようですが、必ずしも一緒とは限らないようです。

あと、またまた鋭いご指摘をありがとうございます。エドウィナは孫ですね。ごめんなさいね・・・。訂正しました。

エラは干ばつをうまく切り抜けて頼もしいですよね。なんでもエコーが亡くなる前には移動してしまっていたらしいです。

エニドはもう死ぬんじゃないかというくらい痩せていたらしいのですが、なんとか元気になったようですね。でも、干ばつで赤ちゃんもなくしちゃったみたいで・・・。

そうですね、常に一族全員で行動するわけでなくサブグループに分かれてるんですよね。みんな、派閥ごとそれぞれの場所に食べ物を求めて移動して、ある時期になると集結する。すごいですよね~、ゾウの世界。

リーダーについても興味深い。エコー一族くらい入り組むと単純に年上が、ってわけにはいかないのかな。

アフリカで獣医さん、というとあすかさんですか?私も時々ブログみてます。そのエコーと娘たちの話、面白いですね!さすがだ。

そう、人間関係同様、優れたリーダーを失ったり、グループの中から誰か一人いなくなっただけで、全体のバランスが崩れてしまうようですよね、ゾウの関係も。だからエコーがこの地球からいなくなったって歴史的な出来事って言えるかも。

そう言われてみれば、ユードラ、「ダイアリー」にはでてきませんでしたよね(←記憶定かじゃない)・・・?もう一度、最初からゆっくり観なくては。

Re: No title

卑弥呼さん、こんにちわ。
エコー一族のその後。
もうエコーほどのキャラクターは当分、出てこないかもしれませんよね。
人間界同様・・・。
この豊かなゾウの世界。
Mayaもファミリーの幸せを祈っています。
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Author:mayani
こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

どうぞ、お楽しみください!

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