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庭に住む愛すべきヒーロー、それはハリネズミ

ハリネズミという動物は、日本でこそあまり馴染がないものの、英国ではとても親しまれている動物です。庭の生け垣に住みつき、運が良ければ食べ残った猫のエサを食べているハリネズミたちに、夜中のキッチンで遭遇、なんてこともあります。

Mayaが生まれて初めて出会ったホンモノのハリネズミも、猫のエサ入れの中でお食事中の子供ハリネズミ2匹でした。これを見たときは大感激!お土産屋さんのブックスタンドや置物などでお馴染のキャラクターが目の前にいるのです。

このように英国人に大変、親しまれているハリネズミも繰り返される農地整備や、生け垣の修繕と配置換えの影響で、現在の生息数は100万匹以下と言われているそうです。

庭師の敵、ナメクジや芋虫などの害虫が大好物とするハリネズミが100万匹以下というのは、確かに問題がある数字なのかもしれません。2007年には生物多様性アクションプラン(BAP)の対象動物として認定もされました。

さて、そんなハリネズミに魅せられた学者がいて、先日、研究本が出版されました。

ヒュー・ウォリック博士は1993年、RPSCA(英国王立動物虐待防止協会)の調査プロジェクトとして、たった一人、デヴォンとサマセットの州境の人里離れた土地で、フィールドワークを行っていました。

ウォリック博士の仕事は、ハリネズミの背骨に小型送信機を付け、無線タグを利用して行動をモニタリングすること。この仕事を通してハリネズミの面白さを発見していくのです。

そして、ある日の午前4時のこと。ナイジェルと名付けたハリネズミと運命の出会がやってきました。仕事を終えた博士はまだ暗闇に包まれた外に歯を磨こうと出ると、ハリネズミが匂いを嗅ぎまわっている音に気がつきます。

博士がまず驚いたのはその動きの速さ。そして、数分後、他の場所に移動し始めたナイジェルの後を追います。後を追うこと約1時間。突然、動きを止めたナイジェルの前でそっと身をかがめ、向かい合ってみました。

その時、ナイジェルは初めて博士の存在に気付いたような表情をし、お互いに見つめあったそうです。そして、博士はナイジェルの目から、純粋な野性味を感じました。

博士がハリネズミに夢中になるきっかけになった瞬間です。

野生動物と近しい空間を共有できることは、頻繁にあることではない、と博士は言います。そして、人間がハリネズミと仲良くすることで、精神の健康に良い効果をもたらす、とも語っています。

また、人間が自然や緑の空間に身を置くと、考え方が非常にポジティブになるそうです。そう言われてみれば、みなさんもそんな経験がありませんか?

さて、ハリネズミは気まぐれな動物。いざ自分の庭の生け垣に住みついてほしいと思っていてもなかなか、そうはいかないようです。

そこで、博士が伝授するコツ。それは、庭を手入れしすぎないこと。そして隅の一画を雑な状態にしておくことだそうです。こうして、ハリネズミにとって住みやすい庭になるらしい。

ヒュー・ウォリック博士の研究本「A Prickly Affair: My Life with Hedgehogs」は、先日、英国で発売されました。多分、邦訳なんかされないんだろうなあ。でも、モグラ&ネズミなど小動物好きには興味深い本であることは間違いなさそうです。

本の装丁もかわいい★
↓↓


この記事の出所はこちらをどうぞ。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/hedgehogs-heroes-of-the-garden-1931464.html
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こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

どうぞ、お楽しみください!

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