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日本最高齢のアジアゾウ、アヌーラです

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来日当時のアヌーラ。まだあどけない子ゾウですが、今でも面影が残っていませんか?

日本の動物園からゾウがいなくなる?!本当にそんな日が来てしまうのでしょうか?

いろいろな要因が重なっている理由の一つ。それはオスゾウの不足が挙げられます。

オスにはマストと呼ばれる時期があり、その時期は扱いが非常に難しくなるため、動物園で飼育されるのは、メスゾウが好まれました。

ショックな話しではありますが、大昔の欧州の動物園では、マストが始まる年頃になると殺処分されていた、という事実もあるようです。また、「かわいそうなぞう」で有名な、戦時中に殺処分された上野動物園のジョン、トンキー、ワンリーのお話。こちらも、“乱暴者のジョン”が一番、早く処分の対象になりました。

2010年3月現在、日本の動物園で飼育されているオスのアジアゾウは14頭。うち、メスが約50頭であることを考えると、いかに少ないかがわかります。(注:数字について間違っていたらご指摘くださいね!)

そんな数少ない、貴重なオスゾウで一番の長老アジアゾウ(・・・と呼ぶにはまだ若々しいですが)は、推定年齢57歳、「多摩動物公園」のアヌーラです。

今から50年以上前の1956年、スリランカで行われた仏記2500年祭、および建国2500年の式典に三笠宮殿下・妃殿下が参列されました。その訪問をきっかけに、当時の首相が日本の子供たちに贈ってくれたスリランカゾウが、アヌーラでした。

その時、アヌーラは3歳。スラピエルさんというゾウ使いが付き添っての来日でした。

多摩にお引越しする前の2年間、上野動物園で過ごしていたアヌーラですが、水をまったく飲まず飼育員さんを手こずらせたこともあったそうです。どのように問題を解決したのか詳細はわかりませんが、都心の水は口に会わなかったのでしょうかね?

さて、来日から3年後、アヌーラ(当時5歳)は新設された多摩にお引越しします。繁殖の期待もかけて、メスのタカコ(当時11歳)とガチャコ(当時3歳)もやってきました。

その時、体調を崩して起き上がれなくなってしまったアヌーラの体を両脇から2頭で支え、励まし続けたお話はあまりにも有名ですね。そう、「ともだちをたすけたゾウたち」という絵本で子供たちにも親しまれています。

絵本の著者は、「わしおとしこ」さん。動物にまつわる絵本をたくさん書いている動物が大好きな方です。

地元の子供たちにも親しまれているアヌーラは、最高齢とはいえ、まだまだ元気でツヤツヤのゾウさんです。動物園にお出かけする前、こんな本を子供に読んでから、あらためてアヌーラや他のゾウさんたちを目の前にすると、別の感動が生れるかもしれません。

その後、メス2頭に先立たれたアヌーラは現在、1頭で暮らしています。残念ながら子宝には恵まれませんでしたが、気楽に暮らしているようです。良いオスゾウくんなのに独身とは残念!と思っているゾウ好きな人、多いのでは?

「なか見」はできませんが、こんな感じの絵本です★



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アヌーラ

来週アヌーラを観に行きます。
アヌーラ 長生きしてほしいです(^^)

Re: アヌーラ

エビフライさん、初めまして、Mayaです。
レスが遅くなってごめんなさいね。
アヌーラは元気でしたか?
きっと気持ちよさそうに水浴びしていたことでしょうね!
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mayani

Author:mayani
こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

どうぞ、お楽しみください!

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