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ゾウを食べる?!タイのある村の文化

皆さんはタイのある村の人々がゾウの肉を食べる習慣がある、という話を耳にしたことはありますか?

そう、今日はあまり知りたくない食文化について紹介します。

ゾウを食用とするのは、タイ北部プレー地方Sung MenのWiang Thong村というところ。ゾウ肉は現在でも大変人気があり1キロ=100バーツで売られるも、市場に出回ったらすぐに売り切れてしまうそう。

人気の理由は、滋養強壮に良いとされているから。神秘的な力を持つ、と古くから信じられているからです。

もちろん、食用目的でゾウを殺してしまうわけではありません。ゾウが死んでしまったときだけに行われる特別な習慣です。

精霊に許しを乞う儀式の後、ゾウの遺体は熟練チームが解体。どの部位も食糧や加工品の材料として無駄なく大切に使われるそうです。

村人たちは子供の頃からゾウに親しみ、ゾウが死ぬと喪に服します。

ゾウがもたらす恩恵に感謝してきた、だからこそともいえるのでしょうが、ちょっと複雑な心境になりますね。ゾウさんの体を切り刻むことからして・・・と思う方は多いのではないでしょうか。

気を取り直して続けましょう。

この村はもともと、使役ゾウで生計を立てていました。森林伐採が禁止される前までは活気があり、27年前には400頭ものゾウと暮らしていたそうです。また、ゾウの持ち主とゾウ使いは運命を共にする関係でした。ゾウが死んだときは各人400バーツつづをオーナーに渡し、新しいゾウの購入資金に充てていたそう。

村人たちにとっては生きていても死んでいても、ゾウは自分たちの命をも支えてくれる大切な宝といえるでしょう。

かつて森にゾウがいた時代は、森で遺体を捜すチームがいたそう。しかし、もう捜査チームは存在しません。現在では、悲しいことにゾウの多くが都市部で死んでしまうことが多いからです。

ゾウの遺体は約1万~2万バーツで取引されます。たとえば、北東部スリンでゾウが死んだ場合、持ち主はWiang Thong村に遺体の買い取りを依頼。持ち主の中には無料で村人に提供し、食事の立ち会いも行うそうです。

困ったことに、最近では近隣地方の人々が興味を持ち始め、観光の目玉(←なんとも安易な考え)にしたらどうか、なんて言っている人もいるそうです。

ご存じの通り、タイのゾウは保護や環境保全などを真剣に進めない限り14年以内に絶滅するといわれています。

ランパーン象病院の医師は、寒くなるこの季節こそ病気や年寄りのゾウへの充分なケアが必要なので、しっかり面倒を見てほしい、とゾウ使いや持ち主に呼びかけています。

それにしても、生きているときは人間に尽くし、遺体になっても役に立つ。そして何より友達や家族でもあるゾウ。家畜といわれる商業動物も同様といえるでしょう。

しかし、ゾウの場合、ちょっと意味が違ってくるように思えます。

それは、家畜のように人間の都合通りにかけ合わせたり、容易に支配したりできる動物ではないからです。技術が進歩したら可能では、という意見もあるかも知れませんが果たしてどうなんだろう?

と、ここまで考え始めると話が飛ぶのでやめておきましょう。

最後に、ゾウの部位はどのように使われるのでしょうか?

まず、象牙はもちろんのこと、骨は装飾品やお守りに、皮は皮製品に、肉は食用として鼻から(オスの場合)生殖器まで利用できるそうです。また、側頭部から分泌される液体には魔力があると信じられているらしい・・・。

でも・・・個人的には「ゾウの命を敬い、恩恵に感謝している」、と理解はできても、このような習慣の村で育っていない限り、受け入れられるかと聞かれたら答えにつまるというのが、本音・・・。今やゾウは密猟(=人間)という世にも恐ろしい外敵に常に囲まれているので、目的にされる危険性も。

出所となる記事はこちらです。ただし、一部の方にとってショックな画像(小さいですが)もありますので、敏感な方は避けてくださいね。
↓↓
http://www.bangkokpost.com/news/local/29157/elephant-eaters-see-no-shame-in-jumbo-meal
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No title

ゾウを食べる?!という見出しをみて、おぉっ!と驚きました。
食用目的でゾウを殺してしまうのではなくゾウが死んでしまったときだけに行われる特別な習慣との事でちゃんと精霊に許しを乞う儀式を行うとの事ですがやはり複雑な気持ちですね。
近隣地方の人々が興味を持ち観光の目玉にしたらどうかなんて言っている人もいるとの事で困りますよね。「観光の目玉→密猟する人が出てくる」という状況になってほしくないです。

Re: No title

タイさん、原文の見出しは、Elephant Eaterから始まっていて、一瞬、出たっ!!って感じでした。なにかでちらっと、そういう村がある、という話を聞いたことがあったので。で、読んでみると死んだゾウを食べる伝統的な食習慣ということで、ああ、そういうことだったのか、と思いました。でもこれは村の人たちだけでひっそりと行ってほしいですよね、本当に。ゆるせない、やめるべき、という意見もかなりあるようですが、複雑な問題ですよねえ。
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こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

どうぞ、お楽しみください!

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