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オランウータンのモリーさん天国へ

一体、この気持ちをどこに持っていったらよいのでしょうか。

世界最高齢、このブログでも「モリー画伯」と紹介した、「多摩動物公園」在住、オランウータンのモリーさんが亡くなりました。

原因は老衰と記事にはあります。

3月の東日本大震災の時、モリーさんは今までになく怯え、部屋の中で過ごすのかよほど怖かったのでしょう。

震災後、放飼場に出したらなかなかお部屋に戻らなくなってしまったため、このところ展示されていず、元気にしているのか心配だったので、GW明けに久しぶりにオラン達に会いに行こうかと思っていた矢先のことでした。

来年には還暦を迎えるはずだったのにとても残念です。

「モリーさ~ん!」、って呼ぶと垂れ下がった瞼を指であげて、こちらを見てくれる、あのしぐさをもう見ることはないのだと思うと本当に寂しい・・・。

モリーさんの冥福を祈ります。

記事はこちらから。
↓↓
http://www.asahi.com/national/update/0430/TKY201104300241.html?ref=goo
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人間そっくり?ベルベットモンキーの飲酒行動

今日は気分を変えて、久しぶりに海外発の動物ニュースをお届けします。

カリブ海のセントキッツ諸島でベルベットモンキーの飲酒行動の調査が行われました。対象となったのは1000頭の群れ。その結果、飲酒を行ったときのベルベットモンキーの行動は人間とそっくりなことが判明しました。

行動パターン別にけすると、以下のタイプに分かれます。

<社交的なタイプ>
ほとんどのモンキーがこのグループに属する。フルーツジュースのような甘い飲み物で割ったお酒を好み、仲間同士で飲酒する。昼前には飲まない。

<普通のタイプ>
15%がこのグループに属す。飲み方は几帳面で、甘いものではなく水で割ったものを飲む。

<飲酒行為が固定化されているタイプ>
ちょっと面白いパターン。群れの中で上手に振る舞い良きリーダーでもある。群れを上手く統率し、秩序を保ち優位な立場に立つ。非常に機能的な特徴を持つタイプである。

<大酒飲みタイプ>
全体の5%を占めるのがこのタイプ。人間と同じで若いオスがほとんど。飲み方が早く、すぐに泥酔状態になり、喧嘩をする。この手のタイプを自由飲酒できる環境に置いたら、2,3か月で死んでしまうだろう。飲酒量というより、行動パターン自体が他のタイプと相性が合わない。

<禁酒タイプ>
お酒を少し飲むか、全く飲まないのがこのタイプ。全体の15%を占める。

人間のアルコール依存は遺伝子に関係するといわれているようですが、関連しているヒトゲノムの領域3つには300のゲノムまで含まれているため、「アルコール・ゲノム」の特定にはあと数年かかるそうです。

遺伝子的に近い動物での調査によりいろいろなことが解明するのでは、というのがこの記事に書かれています。

ちょっとここで、動物の飲酒行為の話を。

野生動物も定期的に飲酒を楽しんでいるようです。アフリカでは熟れて発酵した果実を食べ、酔っぱらう、という話がありますし、スリランカではお酒が貯蔵されている小屋をゾウが壊して飲酒するらしいです。

また、飼育下の動物ではチンパンジーのジョーがウイスキーを飲んで、うつ状態を脱し、世の中間管理職のお父さんたちの共感を誘った、という有名な話があります。

ジョーは今は亡き、多摩動物公園で飼育されていたリーダーオスで伝説的な存在。メスの統率がうまくいかなくなったときがあり、軽いうつ状態になりました。

そこで、当時の担当、吉原さんがストレス解消の晩酌を思いつき、蜂蜜を入れ、水で薄めたウイスキーをジョーに飲ませ、話しかけ続けたところ、見事に回復したのです。お酒により不眠が解消されたこと、おしゃべりをすることが心のケアにつながった、と言われています。

にきやかなベルベットモンキーの酒盛りの様子は以下をご覧ください。
↓↓
http://www.guardian.co.uk/science/punctuated-equilibrium/2011/apr/26/1

今月の1冊 「父が愛したゾウのはな子」に改めて想う

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4月1日以降、長年親しんだ飼育員さんたちともお別れし、直接飼育から間接飼育に移行したはな子さん。来園者も幸せな気分にさせる”名物”のスキンシップの機会はほとんどなくなりました。ホースやほうきのオモチャもありません。2年ぶりに再会した飼育員さんと一緒です。ほんの一瞬でも撫でてもらいたくて頭を下げる健気な姿を見ると、「はなちゃん、一人じゃないよ。みんな大好きだからね」、って心からパワーを送らずにはいられません。

「このゾウは、ほかのゾウと違う。同じ尺度で考えたらいけないな」
そう思ったときから、はな子との付き合いが始まりました(著書本文より)。


今回、はな子さんが絶大な信頼を寄せる飼育員2名が離れ、飼育方法も一変したことで、改めてこの「父が愛したゾウのはな子」を読むと、日本の動物園の動物を巡るさまざまな事情について考えずにはいられません。

先日、動物園仲間の先輩とはな子さんを見ていた時のこと。

先輩はゾウがあまり好きではありませんが、根っからの動物好きなので目の前にした瞬間、結局、面白くて丹念に観察をしてしまうという人です。

はな子さんと同じ放飼場で掃除をする飼育の人を見ていたその先輩がこう言いました。

「すごく緊張感があるわね。そう思わない?」

え?

Mayaには一瞬、何を言っているのかよくわかりませんでした。なぜなら、はな子さんの姿をひたすら追い、その時々のはな子さんの気持ちに入り込こんで見ていただけだったからです。

そう、普通に考えるとゾウとは、何をやらかすかわからない怪力の持ち主です。逃げ場のない囲われた運動場や寝部屋という空間をゾウと共有しなければならないことは、常に緊張感がつきまとう。だから間接飼育は合理的かつ人間にも安全な方法として、欧米の動物園で編み出された方式です。

でも、でも・・・。

ゾウの心を知り、すべてはわからないまでも気持ちを常に察し、望むものを与え、悪さをしたときにはしっかりとしかる。スキンシップとたっぷりの愛情。同じ生き物同士として尊敬する心。

Mayaがはな子さんだったら、そんな人間の群れの一員になりたい。

過去、辛い経験のあるはな子さんにおやつをあげる触れ合いイベントの導入や、リスク管理をした上で、寝たきりの少年を寝部屋に招待するなど、これは日本の行政が管理する動物園という組織からすると、実に型破りです。

四六時中、自分の担当動物とどう接したらその動物が楽しく暮らしていかれるかを考えてばかりいる、職人技を持った、そんな飼育魂が息苦しくなるような、今の日本社会全体の傾向と言える閉塞感に動物園も飲まれてほしくない。

この本を読むと、そう強く感じずにはいられません。

近年、動物園では筆記試験が強い新人が採用される傾向があるといわれているようです。そんな中から、昔堅気の魂を受け継ぐ飼育員が育ってくれるといいのですが・・・。

動物たちの笑顔が見たい。動物側に立つ来園者としての願いです。

何度、読み返しても涙してしまう1冊。
↓↓



「Elephants World」 ゾウたちの幸せを願って

「Elephants World」で感激するのは、生活用水として利用している川の水質の良さです。水の透明度だけでなく、土に何か良い成分が混ざっているのでしょうか。ゾウも人も肌がスベスベになるのです。CSの症状で、ひどい湿疹に悩まされていたのですが、ここではとても快適でした。

生活用水のすべてはこの水から。ゾウと一緒にたらい持参で川でお洗濯も。

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でも、楽しそうなのでついついお洗濯は後回し。ゾウも人も一緒に水浴びタイム。

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美しい雨の中のひと時もここでは日常。

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まだ幼児なのに親から引き離され・・・
オーナーが変わる度に各地の観光地を転々としたり・・・
街中で物乞いをさせられたり・・・
やがて親になってもすべての子供と引き離され・・・
国境付近で違法伐採に使われ、地雷を踏んでしまったり・・・

ゾウを守る法があるとはいえ、このような恵まれた施設に引き取られるゾウはタイであってもほんの一握りと言えるでしょう。

運悪く悪いオーナーにあたってしまったとき。
面倒を見てくれるゾウ使いが良いゾウ使いでなかったとき。

たとえどんな境遇にあっても現状を理解し、その境遇をしっかりと受け止めながら人と共に生きるゾウたち。

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宇宙のような無限大の広い心と強さと優しさ。
ゾウという生き物は自然や動物の偉大さを教えてくれる神様みたいな存在??

さて、昨年秋からのんびりUpしてきた2010年タイエレファントキャンプのレポートは今回で最終回となりますが、今後も続けていく予定です。

今年もみなさまに楽しい情報をお伝えできると良いのですが☆

いよいよ、カンチャナブリーからバンコクに戻る最後の日は大雨。水浸しの道路をたくさんのバイクや車がゆっくり走ります。

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窓の外を眺めながら、つい30分前まで一緒にいたゾウたちを想い、すべてのゾウたちの幸せを願いながらカンチャナブリーを後にしました。

素晴らしい旅に感謝!

アジアゾウはな子にも別れと出会いの春

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4月1日のはな子さんの様子。「おひるごはんはまだですか?」、と鼻を伸ばしています。震災時は飼育員さんたちがいる昼間の時間帯で本当に良かったですね。はなちゃんだけでなく、多くの動物たちが怖がっていたようです。

昨日、4月1日、震災による計画停電に伴い、当面閉園とされていた東京都動物園3園と水族館が再開園しました。

朝のニュースで報道された上野動物園正門前には、パンダ目当ての来園者が長打の列!すごい・・・ほとぼりが冷めるまではちょっと敬遠したくなるような光景です。

そして、パンダ、パンダとマスコミが騒いでいる中、アジアゾウのはな子さんにはひっそりと別れと出会いの春がやってきていたのです。

そう、春といえば人事異動。それは、はな子さんにとって辛く悲しいものとなりそうです。

Mayaもこの事実を知った時、思わず我が耳を疑いました。

なんと、はな子さんと長年に渡り信頼関係を築き、心を通わせてきたベテランのお二人が同時に”はな子斑”から異動することになっただけでなく、今までのような直接触れ合いお世話をするのでなく、檻や塀越しにお世話をする、間接飼育に昨日から変わってしまったのです。

はな子さんの波乱万丈な人生を知る方々には容易に想像できると思いますが、この変化によりはな子さんがどう感じるかを考えると、いてもたってもいられなくなるのでしょうか?

せっかくはな子さんと良い関係を築きつつある後輩の方々が育ってきたところだったのに・・・。戦後の日本にとって恩恵の深い老ゾウに最期まで幸せな人生を送らせてくれると思っていたのに・・・。

今まで家族と思っていた飼育の方々が急によそよそしくなったら・・・
「どうして、そばに来てくれないの?」
「今日はどうして、おもちゃで一緒に遊んでくれないの?」
「なんで、いつもみたいなやり方で、
爪をお手入れしてくれたり体を洗ってくれないの?」

過去の辛く悲しい記憶がよみがえってこないかと、はな子の心身の状態がとても心配になります。

新しい飼育の方々もはな子を大切にお世話してくださることは間違いなし!ですが、直接の触れ合いを遮断されるということは、はな子にとって何を意味するのか?想像しただけで涙が出てきます。

Mayaが今まで見てきた限り、ゾウや大型類人猿といった知能の高い動物を担当しているベテランさんがいっぺんに全員、異動になるというケースはありませんでした。

一体、何が理由なのか?とっても不思議。
はな子同様、頭の中は????マークでいっぱい。

昨日から飼育のお部屋の出入り口のところでごはんをもらい・・・

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お水もここからもらい・・・

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「でも、何かが違うよ、みんな、どうしたのかな?」

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「ねえ、ねえ、みんな何をやっているの?仲間に入いってもいい?
一緒に遊ぼうよ。」

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この日は出入り口の前をほとんど離れることもなく・・・

寝部屋に入った後も、ずっと異変を気にするはな子さん。
「仲良しのおじさんたちはどこかな?朝はいたのに、どこいっちゃったのかな?」

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過去に人身事故を起こしているゾウを間接飼育にし、職員の命を守る、ということなのでしょうが、はな子さんの今までの人生を考えると突然、なぜこのような方針になったのか謎だらけです。

はな子さんのために何かできることはないかな?
はな子さんの目線ではな子さんの幸せを考えるとそう思わずにはいられません。

”新はな子斑”飼育の方々にも心からのお願いも込めて・・・
プロフィール

mayani

Author:mayani
こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

どうぞ、お楽しみください!

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