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やっぱりメスはおしゃべり好き?ゾウの世界の話です

ぼんやりしてたら今日で2月も終わり。お楽しみの動物園にも今月は行かずに明日から3月になってしまうなあ・・・。ちょっと反省。

さて、今月最後の記事はまたゾウ関係になってしまいました(*^_^*)

ゾウが人間の耳に聞こえる声だけでなく、超低周波音を出してコミュニケーションを取っていることはすでにわかっていること。

米「サンディエゴ動物園」のワイルド・アニマル・パークには現在、8頭のアフリカゾウがグループで暮らしています。では、1,800エーカーのスペースを毎日、歩き回るアフリカゾウは普段、どのような会話を交わしているのでしょうか?

それを調べるため、ゾウにGPSをつけた皮のベルトを装着し、10週間、24時間きざみで追跡モニターを続けたそうです。その結果、ゾウは近くにいる仲間たちにも低い声や低周波を出して会話していることがわかりました。

と、ここまでだと、特に真新しい話でも何でもありませんよね・・・。

声音の種類や構成、その内容についての解析、行動と共に会話の内容の分析はジョイス・プール博士によってすでに行われていることです。しかも、ゾウはちゃんとセンテンスで会話している、ってこともわかっています。

ついでに日本の会社が開発した音カメラと録音装置の両方を使って、「市原ぞうの国」のゾウたちがすぐ横にいる仲間と低周波音でも会話していることは証明済みです。TVで観た方もいるのではないですか?

また、ゾウ同士だけでなく、ランディはお客さんからおやつをもらう度に、低周波音を出していたそうですよ。

さて、北米の動物園でゾウの会話が行動と共に正式に分析されるのはこれが初めてだったようです。

記事の中で興味深かったのが・・・

「基本的にゾウ独自の1種類の言語を使っているのではないか」、ということ。「オス同士に比べるとメスの方がおしゃべりを好む傾向がある」、こと。「順位の高いゾウが特におしゃべり」、だったこと。そして、「妊娠しているゾウは出産予定日最後の数日になると仲間に教える。すると、仲間たちは顔を外側に向け母ゾウを囲って守る」、ことでしょうか。

すでにわかっていることもあるし、そんなの想定内、という感想がほとんどでしょうが、プロジェクトリーダーのアンダーソンさんは、今まで考えられていた以上に語彙も多く、複雑で高度なコミュニケーションが存在することがわかった、と言っています。

ゾウが好きの皆さんは時々、ゾウが自分に話しかけているような感覚を持ったことはありませんか?それはもしかしたらゾウの気持ちを心で感じているだけでなく、超低周波音を体のどこかで感じているからなのかも知れませんよね。

最後に参考まで。

「サンディエゴ動物園」のアフリカゾウも順位付けは野生ゾウと似ていて、年齢で順位がほぼ決まっているということが行動観察と記録によりわかったそうです。

出所となる記事の全文はこちらをどうぞ。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/not-so-dumbo-scientists-crack-elephant-code-1907399.html
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インドネシア「ワイカンバス国立公園」でスマトラサイ誕生か?

サイの中では最小の体を持つスマトラサイ。最近では野生の個体の姿が映像に映ったという話題がニュースになっていました。

インドネシアの「ワイカンバス国立公園」ではスマトラサイの繁殖プログラムが進められてきたそうで、ついに妊娠が確認されたようです。母親はラトゥ、父親はアンダラス。赤ちゃん誕生は来年5月の予定だそう。

スマトラサイが保護下で誕生するのは112年間で、なんとたったの3回しかないそうなので、これは凄いことです!

サイの妊娠期間は約450日~550日と言われているので、人間より長く、ゾウより短い(約670日)ということになります。いずれにせよ大型動物の出産は大変そう。

無事、元気な子が生まれてくるといいですね。

「ワイカンバス国立公園」ですが、狭まれて行くインドネシアの自然環境の中の野生動物の宝庫となっているようです。

また、住む場所を失ったスマトラゾウと地元農民の間で生じる問題を解決するため野生ゾウを捕獲、ワイカンバス・エレファント・センターで保護した後、タイから教師役のゾウとゾウ使いを呼び、訓練を行いました。そのため、ジャングルライドの他、ショーも行っているようです。

インドネシアはベトナム、ラオス、ミャンマーなどと国と並び、野生動物の違法取引が大きな問題なっています。マフィアの麻薬の資金源になるなど裏組織が絡んでいるため、ワシントン条約があっても手を出せない領域であると言われています。

また、ワシントン条約リスト以外の生き物が欧州や日本のペット業者向けに乱獲されているのも深刻な問題。専門家によれば鳥の鳴き声も聞こえない、生き物のいなくなった空っぽの森が存在するそうなのです。

この「ワイカンバス国立公園」は大変、貴重な保護区と言えましょう。

一度、訪れてみたい場所のひとつです。

ニュースの詳細と画像はこちらをどうぞ。
↓↓
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2698777/5365830

公園の近くに宿泊可能なエコロッジ(Satwa Sumatran Elephant Ecolodge)があるようです。ツアーもここで申し込めるとのこと。宿泊されたことのある方がいらっしゃったらぜひ情報を教えてください。
↓↓
http://www.indonesiatraveling.com/National%20Parks%20Indonesia/sumatra%20page/satwa%20sumarta.htm

ボルネオ島で撮影された野生スマトラサイの画像はこちらをご覧ください。
↓↓
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2216150/1539374

毎日新聞 「星になった少年」のロケ地が紹介

今日の毎日新聞東京版の夕刊で、「星になった少年」のロケ地が紹介されていました。

セットが組まれたメータンのエレファントキャンプや、ランパーン象保護センターのゾウ使いさんたちのインタビューも少しですが載っていて、たまらなく懐かしくなってしまいました。

「ゾウは一度、面倒を見てくれた人のことを忘れないので、自分のゾウにまた会いに来る人が大勢いる」、と言っていますが、ゾウという生き物の魅力にはまる理由の一つだということをあらわしています。

この映画の影響もあり、ゾウの好きな多くの日本人が訪ね続けているそうです。改めて哲夢さんが残したことの大きさを感じます。

それにしても、弟役が今や驚異的な売れっ子になった加藤清史郎くんだったとは、気がつきませんでした~。

記事のリンクはこちらです。
↓↓
http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20100222dde012070021000c.html

タイのゾウキャンプ

wanna

バンコクで働いていたワンナー。保護された今は「ランパーン象保護センター」でのんびり暮らしています。

タイのゾウキャンプには様々なバックグラウンドを持つゾウが暮らしているようです。森林伐採の仕事を失ったため、ゾウ使いと共にキャンプで暮らすことになったゾウ。違法伐採で人間に酷使され、健康を害し、保護されたゾウ。悪いオーナーに利用され傷ついたゾウ。都市部を歩きまわる生活から救済されたゾウ・・・。

先日、「ランパーン象保護センター(TECC)」にコニーさんというゾウ保護活動を行っている、米人女性がゾウに会いにやってきた、とスパットさんのブログで紹介されていました。

何と!コニーさんは85歳。とてもきれいな方です。毎年アメリカからパンソムブーンとワンナーに会いにTECCにやってくるそう。

リンクされていたコニーさんのHPを見ると、ワンナーもまた、バンコクなどの都市部を歩きまわり、ホテルの前で芸を見せ、観光客からお金をもらっていたゾウだったそうです。まだ子供で可愛い年齢だったため、オークションにかけられたとか。

パンソムブーンは違法伐採の仕事で酷使されたことが原因で健康を害し、現在は森の中でゾウ使いに面倒を見てもらいのんびり暮らしているそう。

朝、森からショー広場に向かう時、嬉しそうに勇み足で先頭をきって歩いていたワンナー。ショーの前の水浴びが嬉しくて、いつもキユッキュッと鳴いていました。これからも幸せに暮らし、良い母ゾウになってほしいです。父親はジョジョかな~?

タイのゾウキャンプはゾウの保護やゾウ使いの生活向上を目的としているだけでなく、エコツーリズムを全面に打ち出し、観光客を受け入れています。どのキャンプもゾウの幸せを考え、ゾウや生息地について学んでもらうことを目的としていますが、特徴や理念は微妙に違うようです。

先日、「エレファント・ネイチャー・パーク」にボランティアで行ってきたという、ゾウさん仲間からお話を聞きました。ここではゾウの世話をすることはできますが、乗ることは許されていません。

ゾウは自然の中で、できるだけ野生に近い状態で暮らしてもらう、というのがこの施設の理念。血縁関係もなければ、それぞれ違う境遇に置かれていたゾウたちですが、ちゃんと群れを作って仲良く生活しているというのは、素晴らしいです。

他にも素晴らしい自然環境に囲まれ、ゾウたちがのんびり暮らしているキャンプが沢山あるようです。

現地に行き、目で見て、触れて、感じることって大切。これからいろいろな場所を訪ねることができたらいいなあ。

コニーさんのHPです。活動内容ほか、今まで保護したゾウが紹介(Rescued Elephantsをクリック)されています。
↓↓
http://www.elephantsumbrella.org/

スパットさんのブログ。2月11日付の画像。ブロンドのショートヘアー、パンソムブーンの鼻に抱きついているのがコニーさん。スパットさんも書いていますが、すごいエネルギッシュな女性ですね~。こういう方を見ていると、いくつになっても何でもできる!と勇気がわいてきます。
↓↓
http://www.changthai.com/mahout/

Elephant Nature ParkのHPはこちらをどうぞ。研究者などに人気がありそうな感じ。
↓↓
http://www.elephantnaturepark.org/

「地球ドラマチック」 ベビーマンモス、リューバの謎が放映されます

明日、2月18日(木)、「地球ドラマチック」で

「リューバ・4万年の目覚め ~ベビーマンモス 解析大作戦~」が放送されます。

日本にもやってきて話題を呼んだ、氷結したマンモスのメスの赤ちゃんリューバ。4万年前のリューバの謎と、当時のマンモスたちのその姿と暮らしがCGによって再現される、という興味深い内容。

NHK教育テレビ 19:00~19:40

興味のある方はぜひ。

Mayaもちろん予約録画して観ます!

詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓
http://www.nhk.or.jp/dramatic/

都知事も合意 「上野動物園」パンダ再導入について思う

panda

すでに現役を引退されたベテラン飼育員佐川さんの著書。日本初上陸のパンダ、ランラン・カンカン人気の過熱ぶり。その影で未知の動物パンダの健康を支えたエピソードなど、楽しく読める1冊です。パンダとは愛称が良かった佐川さんですが、ゾウはダメだったそう(笑)。

この数日、話題になっている上野動物園のパンダ再導入。はっきり“無駄な予算”とまでは言わなかったものの、当初、再導入には肯定的でなかった石原東京都知事。

動物園仲間とは、(パンダに使う予算は)考え方によっては高くないし、何よりも子供たちが喜ぶわけだからいいじゃないのー、なんて話をしていました。

一方、上野動物園は、パンダにかかるレンタル料を含む諸経費が年間約3億ということを初めて知った人たちからの電話対応に追われたと伝えられています。

リンリンが上野からいなくなり、2年弱。

当時、関心を示していなかった都知事が先日、続けられていた中国との交渉が合意に至ったとの発表を行いました。再導入については、幼稚園などの子供たちからの手紙が知事の心を動かしたらしく、“どうやらパンダは吸引力のある商品らしい”なんてコメントを出していましたよね。

しかし、このパンダ、みなさんご存じのように、ただの“吸引力のある商品”だけにはとどまっていないわけです。

白黒でパンダ座りの風貌も愛らしいただの珍獣とあなどるなかれ!低予算の外交手段としてどの国にとっても最適なパンダは、世界一かわいい親善大使といえるかもしれません。

1882年(明治15年)に開園した「恩賜上野動物園」は、日本最古の動物園。日本の動物園の総本山的存在で、天皇家との縁も深いようです。みんなが憧れる動物園でもあり、その伝統ゆえの重圧もありそう。

2011年、ついに空っぽだったパンダ舎に再び住人がやってきます。上野は再びパンダ飼育と繁殖に力を注いでいくことでしょう。

来園を楽しみにしている子供たちの笑顔がさらに輝くよう、つがいで来園するパンダに赤ちゃんが生まれることを心から願おうと思います!

エレファント・アーティスト

日本の動物園で絵を描くゾウといえば、「ズーラシア」のチャメリーとシュリー、「フェニックス自然動物園」のたいようとみどり、そして「市原ぞうの国」のテリー、マミー、プーリー、ミニスター、ゆめ花がいます。

国内で絵を描けるゾウは限られていますが、それはタイでも同様です。

なんでも絵を描くことができるタイのゾウは約100頭といわれ、エレファント・アーティスト(ゾウ画伯)と呼ばれている特別なゾウらしいでのす。

ゾウの性格や好き嫌い、特技などを見抜くことも芸事の指導を行うゾウ使いの腕の見せ所、と聞いたことがありますが、ゾウ使いのセンスもかなり絵に表れているようです。

去年秋に訪れた「ランパーン象保護センター(TECC)」の若きエレファント・アーティストたちもその腕前を披露していました。

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以下はジョジョの作品。オスゾウらしい力強いタッチです。これ以外にブルーのなめらかな線を基調とした繊細な絵も描いていました。

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ワンナーの絵を記念に買いました。まだお花しか描けませんが、一生懸命さがワンナーらしい絵。TECCのスタンプを押してくれました。

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ゾウさんうんちペーパーで作られた筒は別売り。素敵です。

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ゾウさんの中にはまだ一人で絵筆を持ち、口頭だけの指示で描くことのできない子もいます。そんな時は、ゾウ使いさんが手を添えて手助けしていました。

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ゾウに自由に絵筆を持たせてみると、その時の気持ちが表れるそうです。たとえば、そろそろマストが始まる年頃で苛立っているときは、タッチが荒々しくなるなど・・・。

ゾウの視力は良くないと言われていますよね。色認識についてはまだ解明されていないらしいのですが、明るい色は見えているらしい。色素細胞は2種類で解剖学的に証明済みだそう(ヒトは3種類)。ただ、色認識はさておき、目は意外に良く見えているのではないかという説もあります。

ゾウの目はとても魅力的。ゾウにじっと見つめられると心の中を全部見透かされてしまいそうで、ドキドキします。

好奇心いっぱいにくるくる回っていたり、優しかったり、次はどんないたずらをしようかという目だったり。

ゾウは絵を描いているとき、そんな目で何を感じているのでしょうか。絵を通してゾウの心を感じることができたら興味深いことでしょう!

「The Cove」の一般上映が決まったそうです

先日、「The Cove」の自主上映会に行ってきました。そして、4月頃から日本でも一般上映が決定したそうです。

個人的な感想。

あまりにも複雑な背景や感情が絡んでいるため、ひとつの答えを簡単に出すことはとても難しいと思いました。

ただ、追い込み猟により無差別に捕獲され、ほとんどのイルカがもがき苦しみながら死んでいく様子は、ゾウ密猟の一家惨殺とダブるものがあり、あまりに衝撃的。

イルカが哀れに思えてなりませんでした。

映画はあくまで欧米人の保護活動家の視点で展開されます。そのため100%公平とも言えない描写も出てくるという印象は否定できません(その点について日本人の保護活動家はよく理解されていると思いました)。

それでも、野生イルカ捕獲を加速させた要因を作ったのは自分だと公言するリック・オバリーさんの深い悲しみが伝わってきます。オバリーさんはかつてTVドラマ「わんぱくフリッパー」のイルカトレーナーで、イルカ人気の火つけ役、現在はイルカ保護活動を行っています。

人間は捕食動物。命あるものをいただかない限り生きていかれません。でも、牛や豚、野菜や果物は食べてもいいけれど、(水銀汚染・絶滅の危険性の理由は別として)なぜイルカやクジラは特別なのか?その境界線を引くことは難しい。

青ヶ島で生まれ育った友人は、子供のころ、今日のおかずはかわいがっていたピーちゃんだから食べないけど、ほかのニワトリならOKとか、そんな感情があったと言います。ブランド牛を大切に育てている酪農家も送り出す頃には情がうつるというではありませんか。命に対する矛盾はこんな風に常に存在しています。

先日、死んだゾウを食べる習慣についての記事でも触れましたが、代々続いた食文化はそこの土地の人でないとその感覚を受け入れられない点があり、そこが微妙で難しいところ。

しかし、その歴史的背景や、土地の人たちとその生き物との関わりなどを知ることで、多少は理解することができるのではないでしょうか。

なので、個人的にはその部分について理解したいと思うし、村民の生活の保障もするとの話も断り、なおも追い込み猟を続ける理由が何なのかを知りたい。

また、漁師さんたちも(特に欧米人の)活動家がなぜそこまで反対するのか、その背景と理由に耳を貸せるようになった時、やっと同じスタンスで話ができるのかもしれません。

この映画はきっとイルカ追い込み漁について知らなかった日本人が初めて考えるきっかけなるのではないでしょうか。

以下、パネルディスカッションから抜粋。

★水族館のイルカ★
現在、そのほとんどが太地の追い込み漁で捕獲された個体。近年では、中国・台湾・フィリピン・中東など発展が著しい国の需要が高い。世界水族館協会では追い込み漁で捕獲されたイルカは輸入しないように促している。

★水族館のイルカ飼育は難しい★
イルカは毎日、スピーディに泳ぎ、広い海を移動し生活している。また、超音波の送受信で周囲を認知するソナー能力を持っている。その強力なソナーにより砂底の魚を麻痺させ、捕まえることもできる。もちろん、仲間とのコミュニケーションも超音波で行う。ところが、狭い水族館の水槽の中ではその強力なパワーがあだになる。ソナーが自分に跳ね返ってきてしまうのだ。ソナーを出せずに仲間とコミュニケーションが取れないイルカはストレスが原因で短命になる。

★現在、追い込み猟がおこなわれている漁村★
和歌山県太地村と静岡県伊東市の富戸港のみ。太地で追い込み猟の権利を持つのは26人の漁師と13漕の漁船のみ。その権利は限定されているため特別なものとなる。現在、年間で捕獲されるイルカの頭数は合計で約1万5,000頭。内追い込み猟で捕獲される頭数は約1,300~1,500。つきんぼといわれる猟では1万2,000近くが捕獲されている。映画に出てくる数字とは異なる。

★村民はどう思っているのか★
太地の例をあげると、村民は自分たちが口にしているイルカがどのように捕獲されているのか知っている。反対意見もあるだろうが、閉鎖的な環境のため口に出すのは難しい。同じ親戚・家族が代々まとまっている小さな村であるため、風穴を通しずらいという背景がある。また、漁師たちの生活や立場もある。村の警察も漁師の味方だ。

なお、水族館や飼育関係の人たちに捕獲されたイルカのストレス問題をどう緩和させているかについては今までお聞きしたことはありません。設備工事の技術は常に進歩しているため、新しい水族館などは改善されている可能性あり。

追い込み猟に立ち会いショー用のイルカを選別するトレーナー。イルカをかわいがる飼育やトレーナーの人たち。フジのために人工尾びれを作った獣医さんとその関係者の人たち。ここにも矛盾が存在します。

この惑星の生態系の一部としての人間とは何か、命のつながりとは。そんなことをきちんと考えてみるべきかもしれません。答えを出すことができなくても、改善することはできるはず。

「The Cove」の公式サイトはこちらをご覧ください。
↓↓
http://www.thecovemovie.com/

伝説?のゾウ使い「Morchang(モーチャン)」とは

みなさんは「モーチャン」と呼ばれるゾウ使いのことを聞いたことがありますか?

モーチャンとはかつてロープひとつで野生ゾウを捕獲し、捕獲したゾウの馴致訓練を行うゾウ使いのこと。最低でも10年の経験を積んだだけでなく、実際の捕獲頭数により位が決まります。

先祖代々、何世紀にもわたり受け継がれてきた伝統を守る代表的な民族のひとつとしてあげられるのは、ご存じ、タイのエレファント・シティ、スリンのクーイ族の人たちです。

しかし、1957年タイで野生ゾウ捕獲が禁止されて以降、クーイ族の人々はゾウを育てる仕事だけでなく、農業(良質なジャスミンライスが収穫されることで有名)を行うようになりました。

そのため、現在、モーチャンと呼ばれるゾウ使いはタイ全土でわずか5人になってしまったそうです。

ゾウの村として有名なのは、タクラン村。モーチャンとして最高位を持つMeuさん(81歳)はその5人のうちの一人でタクラン村に住んでいます。

Meuさんは11歳でマー(ゾウ使い)としてゾウのコントロール方法を2人の師匠から学び、モーチャンのメンバーとしてよく働きました。その後、20歳で通過儀礼を終えモーチャンになりました。年に2、3回、カンボジアの森でキャラバンを率い、ブリーダーとしても腕前を発揮したそうです。そして、わずか25歳でモーサダムになることを約束された。

そのため、ただ一人生き残っているクルバヤイ(最高位のモーチャン)として非常に尊敬されている方です。これまで捕獲したゾウは40頭以上。うち、自身で捕まえたのが16頭。その実績、才能や技術だけでなく、道徳的な人柄にも尊敬される理由があるようです。

(ゾウの脚にひっかける)ロープや皮で作られたループがあれば5分で捕まえられる、と言っていますが、やはりモーチャンとしての才能も重要なポイントだとのこと。

Meuさんが若いころ、モーチャンはクーイ族の10代の少年たちにとって一人前の大人と認めてもらうテストのようなものでした。女性は絹織物、男性はゾウを育てるのが仕事。Meuさんは幼いころから早く一人前のモーチャンなりたいと憧れていたそうです。

今、自分にできること。それは子孫にゾウに関する知識や技術を伝授することだと言います。そんなMeuさんは今、他のモーチャンたちとゾウ病院の仕事を手伝っているそうです。

そして、怪我や病気の野生ゾウの治療にあたるため、かつてのように森に入り、捕獲(まだまだ現役!)も行っています。先日、(4番目の位の)モージャーのMaさん2人だけでジャングルに入った時に出会ったオスゾウは脚が悪かったため、首にロープをかけて捕まえたとか。

クーイ族はかつてシャム軍に仕えた戦闘要員の子孫でもあります。また、アユタヤから逃げ出した白象を捕獲し、王様に献上したバクティーはその実績が評価され、スリンの領主になりました。

ところで・・・

ゾウ祭り前日のビュッフェの時、行進の先頭にえらくカッコイイおじいさんがいたんだけれど、Meuさんだったのかな?

うまく表現できないのですが、現代人にはないような雰囲気と威厳を漂わせた人でした!

★伝説のモーチャンが率いるゾウ捕獲チームとは★
クルバヤイ、モーサダム、モーサディアン、モージャー、マーの4つで構成。クルバヤイはゾウに関する経験が一番豊かで、野生ゾウを少なくとも10~15頭を捕獲したことがある。モーサダムは10頭、モーサディアンは1~5頭の捕獲経験、モージャーは捕獲経験なし。マー(=単なるゾウ使い)はゾウの背に乗りメンバーの後ろにひかえ、捕獲補助を行う。捕獲経験のないマーは、モーチャンの通過儀礼なども行っていない。

★Meuさんが伝授?良いゾウの見分け方★
良いゾウとは、ハスの葉のような耳を持ち、バナナの幹のような脚を持ち、美しいまっすぐな尾と大きな鼻を持っているゾウのこと。誰もが良いゾウを捕まえたいと思っているが、選り好みしすぎはダメとのこと。

★モーチャンになるには★
14歳からなれる。訓練の日が知らされるまではマーとして働く。知識や技術を記した本などは存在せず、何世紀にもわたりクルバヤイなど他のモーチャンの姿を見て学ぶ。非常に厳格なルールや師弟関係が存在する。

★クーイ族にとってゾウとは★
何世代にもわたり、自然の法則や、ゾウを敬うことを教えられてきたクーイ族。ゾウを敬うことは聖殿や先祖を崇拝することと同じだ。クーイ族にとってゾウは家族なのだ。

記事の出所はこちらになります。
↓↓
http://www.bangkokpost.com/travel/travelscoop/31002/elephant-whisperers

ご長寿アジアゾウ、「はな子」63歳のお祝い

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いや~、寒かった!東京の土日、空気が澄み切り太陽がキラキラ輝いていたものの、かなりの強風。しかも北風。

そんな中、6日(土)井の頭自然文化園で「はな子」63歳のお誕生会が開かれました。今回は伊勢丹吉祥寺店のチャリティ募金贈呈があったこともあり、メディア関係者も含め、はなちゃんは大勢の人に囲まれていました。

人も多く、お話もまったく聞こえませんでしたが、ちょっとだけでも久しぶりにはな子さんに会えてよかった★

「山川さんなら私の大事な”しっぽ”を持ってもいいわよ~。」なんて思っているのでしょうか。

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”特製はな子ドリンク”をおいしそうにゆっくり飲んでいます。

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ケーキ、まだかなあ・・・。調理室をのぞき見。

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パンの土台にさつまいものクリームやいちご、にんじんなどで飾られたケーキをゆっくり食べるはな子さん。

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2月7日に「アンデルセン吉祥寺店」で発売になったその名も「井の頭自然文化園のゾウのはな子」パン。1家族につき1個づつ配られました。耳についていたのはピンクのお花の形のリボン。溶けてしまって残念。お味はほんのりやさしい甘さのカスタードクリームパンです。

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これからも元気に長生きして記録を更新してほしいです。

写真特集はこちらをご覧ください。
↓↓
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20100206/?inb=yt

問題作「The Cove」が東京で自主上映されます

気がつくのが遅かったため、お知らせがギリギリになりましたが載せておきます~!

太地町のイルカ漁のドキュメンタリー映画、「The Cove」が11日、東京で自主上映されることになりました。

欧米メディアでも大きく取り上げられ大反響を巻き起こした作品で、すでに数々の賞を受賞しています。日本では漁業関係者の暮らしや立場、そして政治的な理由?など複雑な事情が絡むようで、劇場公開されませんでした。

観たかった!という方、いらっしゃるのではありませんか?

Mayaは特別、イルカの保護を主張する人間ではありませんが、この映画を実際に観ることで現状を知り、日本の立場や欧米の人たちがどうとらえているのかなどを深く考えてみたいと思っています。

*****************
◆プログラム◆ *時間は多少遅れる場合がございます。ご了承ください。
14:10〜 受付開始 *受付でお名前をご確認してからお入りください。
自由席となっております。
第1部 14:30〜16:00  「 THE COVE 」 1回目上映
第2部 16:20〜17:10  小野塚春吉先生のお話とQ&A
    テーマ「水銀汚染と健康への影響およびその対策」   
第3部 17:30〜19:30  パネルディスカッション
    メインテーマ「イルカから地球環境を考えよう」
第4部 20:00〜21:30 「 THE COVE 」2回目上映
     *お話の会に参加できない方のご参加も大歓迎です。

ご予約方法: 「サークリット」まで、メール、お電話、FAXでご予約下さい。
E-mail circlet@gem.hi-ho.ne.jp
TEL 0422-22-0311 FAX 0422-22-0312
※ なるべくメールでお願いします。
ご予約の際は、1.お名前、 2.Eメールアドレス、3.お電話番号、4.4部のうちの
どの部に参加ご希望かをお知らせ下さい。
ご希望の部を自由に 組み合わせて、あるいは、一部のみのご参加も大歓迎です。
E-mailでご予約の際は、件名を「2月11日イベント参加希望」とご記入下さい。
*****************

近距離の方、お時間のある方はお友達などを誘ってお出かけください。

チラシPDFはこちらをどうぞ。
↓↓
http://www.tsunabuchi.com/pdf/100211TheCove.pdf

アジアゾウ、ランディの涙に何度ももらい泣き

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エサをおねだりするランディ。やさしい顔立ち、いつもツヤツヤ健康的で、フレンドリーなゾウさん。

新聞のテレビ欄で発見!

明日6日(土)日本テレビ(19時~)、「天才志村どうぶつえん」の特集欄に・・・

“ゾウが天国の少年と13年ぶりに再会”とありました。

これ、数年前に放送された内容の再放送で、「市原ぞうの国」のランディが出ているものに間違いなし!

アニマルコミュニケーターの女性がランディに会いに行き、13年前に交通事故で亡くなった少年(坂本園長の息子、哲夢さん)を覚えているか心を読み取る、という内容でした。

ご覧になった方、大勢いらっしゃるのではないですか?

哲夢さんがなくなった時のランディの様子といい、この女性を通して表したランディの反応といい、何度見てももらい泣き。

当時の放送を見逃した方、録画し損ねた方はチャンスですよ~!

ゾウのオーケストラ

「ランパーン象保護センター(TECC)」にはゾウのオーケストラが存在します。10年くらい前にCD化(2枚出ています)され、後に話題になったので持っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

CD

実はこのCDには、当時9歳だったジョジョの演奏も入っています。以前、ご紹介したように、ジョジョは現在20歳。牙のないオスゾウで訓練の参加者の間でもかなりの人気者。

当時、ジョジョを担当していたSomneukさん自身、素晴らしいミュージシャンで、ソロ演奏だけでなく、4頭のゾウと一緒に演奏した曲も入っています。(現在ジョジョを担当しているゾウ使いさんは多分、別の人。名前が思い出せない・・・)

昨年、ゾウ使い訓練に参加した時、Mayaもワンナーの脚の下にもぐって指示を出しました。(ゾウ使いの)先生の「オッケイ!」の掛け声に合わせ、ワンナーの前脚の後ろを軽く叩くとお鼻で持っているヒモを引き、竹をポクンと鳴らしてくれます★

演奏曲は「Chang, Chang, Chang」。ゾウさんたちの真剣な表情をを見てください!

orchestra

使われているタイの伝統楽器は、ゾウが鼻を使って演奏しやすい大きさや形にアレンジされたものです。また、タイの気候やゾウの力に耐えられるようにできています。さて、楽器の名前はなんだろう???

TECCのショーはメーサーなどと比べると地味かもしれません。丸太運びなど、森林伐採を再現したもののほか、日常的にゾウが見せる動きをアレンジしたものが盛り込まれていて、ゾウのかわいいしぐさが楽しめます。

そしてこの楽器演奏。

それから、近々、紹介したいと思っているお絵描も披露してくれ、これが素晴らしいのです。

さて、ご紹介したCDはAmazonでも購入できるようです。演奏というよりほとんど音が鳴っているだけに聴こえますが、優しい伝統楽器の音になんとも癒されます♪

ゾウさんたちはきっと、みんなと一緒に楽器を叩いたり鳴らしたりするのが楽しいのかもしれませんね~。

People Treeとエマ・ワトソンがコラボするフェア・トレード商品、英国で発売

今日はちょっと動物と離れた話題を。

でも、環境には大いに関係ありなので取り上げてみました★

最近、エコ商品への関心が高まる中、需要を伸ばしているのがフェアトレード商品と呼ばれるものです。衣料品や生活雑貨、食品までさまざまな商品を気軽に買うことができるようになりましたよね。

そんな中、数か月前から英国で話題になっていた、映画ハリー・ポッター・シリーズの女優エマ・ワトソンとPeople Treeのコラボレーション。

現在、ファスト・ファッションと呼ばれる衣料品の人気は日本に限らず、先進国全体に見られる傾向です。しかし、安価であるため商品の中には末端で労働する人々の健康や生活はもちろん、環境汚染を配慮せず生産、あるいは製造されているものがほとんどと言われています。

そのような事態を深刻に受け止めたエマ・ワトソンが、同世代の若者たちに現状を考えてもらおうとコラボしたのが、People Treeの衣料品ライン。その春夏コレクションが本日、英国で発売になりました。

People Treeはここ数年、日本でも人気が高いのですが、その秘密は価格にもあるようです。それは人道支援や環境保全に貢献しているという意識が持てるというだけでなく、通常商品と比べ、高からず安すぎずリーズナブルだから。

発展途上国で生産されたにも関わらず、値段が若干、高めなのはフェアトレード製品の特徴。中間での搾取がなく、労働者に対し公平に取引されているだけでなく、労働環境の衛生面が配慮されているとともに、人体や環境に被害を与える農薬や化学薬品の使用を抑えているからです。

これは一例にすぎませんが、インドのある農村部の綿花地帯では、先進国で使用が禁止になった農薬が先進国の製薬会社の手で売られていたりします。強い農薬の散布は害虫駆除に最適で、効率が良いため農場主が利益を上げることができ、農民も積極的に使っているのです。

しかし、防護服や農薬に関する知識のない(文字も読み書きできない)農民たちの身体はガンなどの病に侵されています。また、長期的な観点から見ても環境には優しいと言えません。そして、労働者が受け取るべき賃金は搾取されるため、生きていくのがやっとの状況なのです。さらに、収穫された綿の漂泊や加工を行っている工場でも同じ問題が起きています。

これが(全企業に対してとは言えませんが)超ロープライス商品の秘密。

ところで・・・

People Treeのチョコレート(冬季限定)、おすすめです(^O^)

白砂糖の代わりに黒糖が使用されているものを初めて食べた時は、おおっ!変わっているけどクセになる~、と思いました。外見は普通の板チョコですが、パッケージデザインの良さもポイントが高くなる理由のひとつ。

近くにお店のない方はネットで通信販売を行っているショップもありますので、興味を持ったらこの時期にぜひお試しあれ!

近々、日本でも発売されるエマ・ワトソンのラインはこちらをご覧ください。
↓↓
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/gallery/2010/feb/01/emma-watson-people-tree-clothing-line

People TreeのHPはこちらをどうぞ。
↓↓
http://www.peopletree.co.jp/
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こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

どうぞ、お楽しみください!

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