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サンディエゴ動物園、アジアゾウの家族の中のアフリカゾウ

サンディエゴ動物園の新施設「エレファント・オデッセイ」のオープンまでついに2か月を切りました。

そこで、同園では新施設の紹介などを行う、エレファント・オデッセイ・アンバサダーを任命しました。任命されたのは、飼育員のリック・シュワルツさんです。

さて、今日はこのリックさんがアジアゾウの家族について書いたブログを簡単にご紹介いたします。

実はこの動物園のアジアゾウには1頭だけ、アフリカゾウが混ざっています。ゾウの名前はテンボ。推定年齢38歳です。

推定年齢13歳で同園にやってくる前のテンボは、映画やテレビに出演するハリウッド・スターでした。そのせいか、今でも三脚とカメラを持った人がやってくると、大袈裟に演技らしき動作をしてしまいます。

そんなテンボの27年越しのルームメイトは、アジアゾウのデヴィとスミティ。種の違う仲間であってもテンボがすっかり2頭に馴染んでいることは確かです。3頭の順位なども長いこと同じ状態だそうです。

そして、「エレファント・オデッセイ」の準備に向け、同園ワイルド・アニマル・パークからお引越ししてくる他の4頭のアジアゾウにもテンボは紹介される予定です。

テンボだけが相変わらず1頭だけのアフリカゾウではありますが、同園では彼女が居心地良く、幸せに暮らしていかれることを望んでいます。

また、テンボが安全に暮らしていくために考えた結果でもあります。

新しい仲間との生活は同園スタッフが見守り、ゾウが必要とするベストな生活環境を作りたいと考えています(終わり)。

あれ、あれ・・・なんだかこの動物園に親しみを感じませんか?

そう、「市原ぞうの国」のアジアゾウファミリーにも1頭だけアフリカゾウが混ざってますよね。

小柄で食いしん坊、でも気がよさそうなサンディです。

こんな事実を目の前にするたびに、ゾウのコミュニケーション能力の不思議や関係をもっと知りたくなります。

注)記事のタイトルに家族という言葉を使っていますが、血縁関係はありません。

オリジナル全文はこちらから。3頭並んで嬉しそうに雪を食べる姿を見ることができます。仲良しトリオですよ♪
↓↓
http://www.sandiegozoo.org/wordpress/default/elephants-a-zoo-family/
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外来種のオオヒキガエル追い出し作戦オージー流

現在、オーストラリアでは外来生物オオヒキガエルが増えすぎて、オーストラリア本来の生態系を脅かしています。

そこで、クイーンズランドでは、Toad Day Outと名付けたイベントを開催し、参加者は賞金をかけたオオヒキガエル退治を行いました(以下2009年3月29日インディペンデント紙の記事概要)。

このオオヒキガエルは現在、オーストラリア中に繁殖し、生態系に害をもたらしています。オオヒキガエルは南アフリカに生息する猛毒ガエルで、20センチほどの大きさに成長します。

では、なぜオーストラリアで繁殖するようになったのでしょうか?

オオヒキガエルは1935年、サトウキビ畑のキビの茎を荒らすカブトムシの数をコントロールするため、輸入されました。ところが、これが間違いのもと。ヒキガエルのジャンプ力が十分でなかったため、この計画は大失敗でした。

その後、1回の産卵で200個もの卵を産むオオヒキガエルはオーストラリア全土に広がり、現在では生態系を脅かす存在に変わってしまったのです。

旺盛な食欲を持ち、昆虫や小型爬虫類、哺乳類、そして鳥までも食べてしまうオオヒキガエルは、捕食者から身を守るための猛毒を皮膚から出します。

農業者の味方から敵に転じたこの両生類は、実にオージーらしい方法で撃退されることになったのです。

名付けてToad Day Out。

生け獲りにされたヒキガエルは収集地区に集められ、間違いなく毒ガエルと確認された後、冷凍、あるいは二酸化炭素で満たされたビニール袋に入れられ殺処分されました。

また、大きさや全体の重量によって賞金も支払いました(終わり)。

間違った発案で導入されたオオヒキガエルは今や邪悪な存在となり、いやはやヒキガエルにとっては迷惑な話ですね。

オーストラリアでは増えすぎたカンガルーの間引きも行っているなど、人道的な方法で行っているとのことですが、このヒキガエルの件は地域住民も巻き込んだ大掛かりな出来事といえます。

オリジナル記事全文はこちらをご覧ください。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/slaughter-of-the-cane-toads-sport-for-all-aussiestyle-1657053.html

群馬サファリパーク、アフリカゾウのタンゴのチョコレート

tango

アイちゃんの新しいお婿さん候補、タンゴのチロルチョコ。アイちゃんのは壊れちゃった?らしい・・・。

先日、多摩動物公園のアイちゃんが群馬サファリパークにお引越ししましたね。

そこで、多摩動物公園ではお別れイベントとヴァレンタインデーにちなんでこんなチョコレートを配りました。

Mayaは残念ながら参加できなかったのですが、先日、残ったチョコレートのおこぼれをいただく機会がありました。

これはお婿さん候補、タンゴの写真入りチロルチョコ。

タンゴが日本で初めて誕生したアフリカゾウというのはゾウ好きの間では有名ですよね。お誕生日は1999年5月5日、リチャードとサキューブの子供です。

こんな可愛らしいチョコレートまで作ってもらう2頭。どれだけみんなに愛され、2世誕生を期待されているか伺い知れるところです。

Mayaも応援してますよ!

タンゴについては群馬サファリパークのHP動物紹介「ゾウ物語」をご覧ください。
↓↓
http://www.safari.co.jp/

ジンガロと馬と人

Zingaro

ジンガロ、「パトゥータ」のパンフレットの表紙。花嫁と黒い馬が円形ステージを疾走。

先日、ジンガロのパトゥータを観に行きました。

チケット代が高めなので最後まで迷っていましたが、「一番、安い席でもいいや!」と思い切って行ってしまった・・・。

で、大正解!!

土の円形舞台の両サイドにある、生バントの演奏と共に真さに人馬一体となった旗手たちがよどみなくステージを疾走。

説明できないけれど、ものすごく魂をかきたてられるモルドバのブラスバンドとトランシルヴァニアのストリングスバンドの掛け合い(今回はジプジーがテーマ)。

同行した馬好きの知人は息をひそめて馬を観察していたそうです。

旗手たちと演技に興じる馬ですが、性格はいろいろ。
耳をピンと立てて周囲に興味津津な馬。今にも観客の方に寄ってきそうな馬など。

体が大きくて足が太く、動きがゆったりしている馬は炭鉱などの労働馬。
体は大きいけれどやや細めなのは馬車馬。
やや小柄で動きが俊敏なのは移動のための乗馬の馬。

それぞれの特性や性格によって上手にキャスティングされているのでしょう。

馬と共に生きる団長のバルタバスさんと旗手たちは肉体的にも鍛練されているだけでなく、直観や五感も研ぎ澄まされ、馬だけでなくすべての動物の気持ちがよくわかるのではないでしょうか。

美しくかっこいい人たちでした。

そしてパートナーである旗手たちを信頼して一生懸命、演技する馬たちをいじらしく思うと同時に、敬愛の念を抱かずにはいられない。

なんとも夢のような一夜でした。

ベルファスト動物園、戦時中に子ゾウをかくまった「ゾウの天使」を探す

今日はアイルランド版「ぞうれっしゃがやってきた」と言えるようなニュースの紹介です。

今年の3月で開園75周年を迎えた北アイルランドの「ベルファスト動物園」。この記念すべき日をきっかけに、今、同園では第2次世界大戦中に子ゾウをかくまった女性を探しています。

その女性は「ゾウの天使」と呼ばれ、同園でもどこの誰なのかを特定できず、伝説として語り継がれてきました。唯一の手掛かりである粒子の粗い白黒写真には、2人の女性と子ゾウのシェイラの姿が写っています。

シェイラが来園したのは1930年代の終わりのこと。それから60年代初頭までベルファスト動物園で暮しました。もし、この女性がいなければゾウは助からなかったことでしょう。

1941年にベルファスト・ブリッツと呼ばれるドイツ軍による空爆があり、200個の爆弾が投下されたため、動物が逃げ出すことを恐れた公安当局が動物の殺処分を命じたからです。

そのため、ハイエナ1匹、オオカミ6匹、ピューマ1頭、トラ1頭、クロクマ1頭、ホッキョクグマ2頭、オオヤマネコ1匹など、計33頭の動物の殺処分が余儀なくされました。

シェイラはその時、その女性の裏庭で保護されていました。

園関係者は75年間の動物園史には変わった話がたくさんあるが、これは逸脱していると語った上で、写真の中の2人の女性はおそらく地元の隣人ではないかと言っていますが、子ゾウをかくまった女性については謎に包まれたままです。

同園のマネージャーは以下のように呼び掛けています。

「動物園の歴史上、特別とも言える謎の女性が子ゾウの面倒を見てくれました。ぜひ、彼女の家族と連絡を取り、きちんと過去の空白を文書化したい。この女性の家族について何か分かったら連絡してください。」

開園75周年を迎えたベルファスト動物園では3月23日~29日までイベントが行われます。
↓↓
http://www.belfastzoo.co.uk/

オリジナル記事全文と気になる写真はこちらからもご覧になれます。シェイラのすけて見える背骨やあばら骨が戦時中の食糧の乏しさを物語っているようですね。2人の女性はシェイラを前に興味深げ。
↓↓
http://uk.news.yahoo.com/18/20090323/tuk-belfast-zoo-hunts-elephant-angel-a7ad41d.html

WWFも悩む先住民族によるホッキョクグマの狩猟

地球温暖化の影響で、絶滅が危惧されているホッキョクグマ。そのホッキョクグマを狩猟する文化がイヌイットなどの先住民の間にはあります。

この複雑に絡む問題を受け、3月17日、ノルウエーで行われた国際サミットではトップの議題として取り上げられたようです(2009年3月16日英ガーディアン紙)。

現在、ホッキョクグマはカナダ、グリーンランド、アラスカ、北米、ロシアなどに生息しています。ノルウエーでは禁止されているものの、これらの5カ国でのホッキョクグマの狩猟は合法となっています。

例えば、グリーンランドでは毎年、700頭の狩猟が許可されており、カナダでも先住民の食糧や生活必需品として、全体の生息数の3%に相当する数のクマが補獲されているそうです。

ある団体の研究調査によると、50年以内に合計22,000頭のホッキョクグマが3分の2にまで減少すると予測されています。一番の原因は、気候変動により北極圏の氷が解け、エサであるアザラシを摂取できなくなってきていることが挙げられます。

ホッキョクグマによってアザラシのようなエサは冬場に脂肪を蓄えるための、基調な栄養源です。気候変動の問題は狩猟以上に深刻というわけです。

イヌイットがホッキョクグマを補獲した場合、捨てるのは肝臓だけ、と言われています。肉は食糧になり、皮や頭蓋骨は生活用品や工芸品として加工されます。先住民族にとって生活の糧となり、貴重な収入源でもあるホッキョクグマは昔から共存してきた大切な生き物なのです。

WWFは以上のことも踏まえ、気候変動の科学的根拠だけでなく、狩猟対象のクマの頭数も考慮した補獲管理計画を国に取り込んでもらうことを今回のサミットで希望しています。仮に気候変動の影響がなくなったとしても、もはやホッキョクグマは支援効果を充分に出せるような頭数を下回っています。

狩猟は禁止すべき、という意見もありますが、先住民の生活を奪うだけでは長期的な保護目的にはつながらない、とWWFは考えます。彼らの希望は地域住民と一体になれるようなアプローチの展開なのです。

サミットでは以上の問題だけでなく、生息地を奪われたホッキョクグマと人間の摩擦、公害や氷の消滅問題についても話し合われたそうです(概要、終わり)。

どうやら東シベリアでは違法の狩猟が行われていたりするなど、気候変動とダブルで生息数の減少を加速させているようです。

先述の5カ国の協力だけでなく先住民の人たちの理解と協力も得て、どのようにホッキョクグマの保護を展開させていくか?WWFはどのような具体案を出したのか気になるところですね。先住民に対する経済支援もカギになることと思います。

オリジナル記事全文はこちらからどうぞ。読者からのコメントには「地球温暖化否定説」を唱える人もいるなか、WWFの先住民に対するアプローチについては評価しているといった内容があるようです。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/hunters-under-fire-in-battle-to-save-polar-bear-from-extinction-1645731.html

とべ動物園: おめでとう、リカ!

「とべ動物園」のアフリカゾウ、リカが無事、男の子(体重100キロ)を出産しました!!

待ちに待ったこの日に心から”おめでとう”と言いいたいです。

媛ちゃんに可愛い弟ができて本当に良かった。

初子だった媛ちゃんが生まれたときは、うまく育てることができず飼育員さんがお母さん代わりになっていました。

でも、今回は無事、お母さんのおっぱいを飲んでいるそうです。

あとは媛ちゃんと仲良しになれれば最高です。
媛ちゃん、もう一人で遊ばなくていいよ。

2頭が健康で立派なゾウさんに育ちますように!

ニュースはこちらからご覧ください。
↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090319-00000304-mailo-l38

赤ちゃんの画像はこちらから。「とべ動物園」のHPです。耳はピンク、ちっちゃくって可愛い~。
↓↓
http://www.tobezoo.com/news/rireki/index.htm

今月の1冊: オランウータンのジプシー

gypsy

多摩動物公園には現在、10人のオランウータンが住んでいます。その中の一人がこのジプシーさんです。

日本の動物園のオランウータンの歴史を語るとき、このジプシーなくしては決して語ることはできません。ジプシーは亡きドンホセとの間にたくさんの子供を産み、その子供たちは日本中の動物園で暮らし、親になっている個体もいるのです。

そんなジプシーさんの魅力がたくさん詰まった本、それが今日ご紹介する「オランウータンのジプシー」です。

ジプシーは推定年齢3歳で開園当時の多摩動物公園にやってきました。世界一のご長寿オランウータン、モリーさんに次いで2番目のお年寄りですが、まだまだ元気いっぱいです。そして好奇心に溢れた目をいつもキラキラさせているのです。

本書の筆者は大型類人猿のエキスパートでもあるオランウータンの担当飼育員さんで、楽しいエピソードや思い出が語られています。

雑誌を見るのが大好きで、とりわけお気に入りはファッション誌のモデルさんのページ。寝部屋ではおもちゃで遊び、お部屋の中を整えてから食事をとるなど・・・。その反面、野生時代の生活も決して忘れてはいず、孫に木渡りのお手本を見せたり、木の枝で巣(ベッド)を作ったりもするのです。

実物に会えばどんなオランウータンなのかよくわかりますが、この本を読むことにより、ジプシーを代表にオランウータンという動物の賢さ、そして彼らが実に私たちヒトと近い種であるかを改めて発見できます。

森林伐採が進み、森が分断されてしまったため野生のオランウータンは近い将来絶滅が具体的に予測されています。

本書はそんなオランウータンたちのために動物園としてできる何かについて改めて考えさせられるエピソードで締めくくられています。

ジプシーさんのお話を通して、オランウータンの魅力が多くの人に伝わることとMayaは思います。

これを読んだあなたは、明日にでもジプシーさんに会いに行かずにはいられなくなること、間違いナシ!

★本書に登場する分断された森をつなぐ消防ホースの橋ですが、そこはボルネオゾウの通り道でもあるため、ゾウの鼻が届かない高さに設置されました。作業中に1頭のオスゾウがこっそり様子を見にきたそうです。



アフリカゾウのアイちゃんの公開日が決定

今日もゾウのニュースになってしまいました。

「多摩動物公園」多摩動物公園からブリーディングローンのため、「群馬サファリパーク」にお引越ししたアフリカゾウのアイちゃん(推定年齢27歳)。

そのアイちゃんの公開日が決定したようです。
↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090317-00000035-yom-soci

近くにお住まいの方は3月20日から会えますよ(^O^)

アイちゃんは多摩ですでに子供を2頭産み、育てた経験のあるゾウさんです。子育て上手で愛情深い、良き母ゾウとして有名でした。

タンゴを上手に惹きつけてまた元気な赤ちゃんを授かってほしいですね。

ところで、このアイちゃんの移動、輸送箱への出入りはスムーズだったようですが、その後の園内移動が大仕事だったと聞きました。

園内のマンホールが重さに耐えられるよう、工夫を凝らすなど準備が大変だったようです。

輸送箱を乗せたトラックは揺れが軽減される作りになっているそうです。

新しい施設で頑張れ、アイ!

タイ: 王様ゾウ、森へ帰る

thai elph

タイ人のご主人を持つ、バンコク在住Mさんからゾウのニュースが届きました!本日、2009年3月16日付けの新聞に掲載された記事です。

タイ語で書かれている内容は・・・

「パックポーン(=ちょっと休憩):55歳の“王様象”筆頭格のブラーイブンリュートさんが、ドュシット動物園からランパーン県のタイ象保護センターへ徒党を組んで帰るとこ。住み慣れた森の空気の中、休養とストレス解消を図るため」

王様ゾウと言われるだけあり、立派な牙を持つオスゾウです。

動物園で働くゾウさんも故郷に帰るのですね。それも森の中で休息を取りながら・・・

足に鎖をつけてガードされながらのご帰還のようですが、途中、交通事故に遭う心配もなく無事、ゾウ保護センターにたどりつくことができるでしょう。

Mさん、ゾウが身近に感じられる情報を送ってくださりありがとうございました~!

今年は「国際ゴリラ年」

gorilla

オーストラリアの動物園からお引越ししてきた、若きホープ、ハオコ(上野動物園在住)。”コ”がつきますが、立派な青年ゴリラです。オランダ人の学者さんの名前からハオコと名付けられたそうです。

今年は「国際ゴリラ年」だそうです。

そこで上野動物園では京都大学の山極先生の講演会が行われます。

去年はSAGA(アジアとアフリカの類人猿を支援する団体)のシンポジウムでは、わずか15分という短い時間の中、アリ釣りをするゴリラの画像など興味深いゴリラの姿を見せていただきました。

貴重なお話をたくさん聞くことができそうで、今からとっても楽しみ♪

講演会についての詳細はこちらをご覧ください。
↓↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=11076

世界で初めて義足を履いたゾウ、モーシャ3歳に

このブログでも特番地上波放送のお知らせをしたことがある、モーシャ。英スカイニュースでモーシャの近況が紹介されました。

モーシャは3歳になりましたが、成長するに伴い義足も大きいものに新調です。

モーシャが義足をなぜ履かなくてはならなくなってしまったか、記事を簡単に紹介しましょう(2009年3月10日付英スカイニュース)。

木材運搬の仕事をしている母ゾウと共に森に入いり、地雷を踏んでしまったときのモーシャはわずか7か月の赤ちゃんゾウでした。モーシャはランパーンのゾウ病院に瀕死の状態で運ばれてきました。

右前脚を失ったモーシャはひどく落ち込み、人目を気にして社交的ではありませんでした。3本の脚でぎこちなく歩いていた時のモーシャは他のゾウを避け、食事も取らなかったそうです。

しかし、今は以前より自信を持ち他のゾウとも遊べるようになりました!

タイの国境沿いではゾウだけでなく数千人のタイ人が地雷の犠牲になっていますが、最近の調査では毎年、100個もの地雷が新たに埋められていることがわかったそうです。

モーシャが助かるかは義足をうまく作ることができるか、また履くことができるか、ということにかかっていました。

タイにはDr. Jivacateという人が運営する人間用の義肢を作る財団があり、今まで16,000人以上(!)の義肢を作ってきましたが、ゾウの義足を作るのは初めてでした。

モーシャの義足はプラスチック、おがくず、金属でできています。

初めて義足を見たとき、モーシャは怖がっていたそうですが、ドクターが履かせるとすぐ体重をかけることができるようになり、外したがることは無かったそうです。(義足は寝るときにだけ外すそうです。)

ゾウ保護センターのソライダさんは、「モーシャは幸せなゾウとして長生きできるでしょう。」と言っています(終わり)。

沖縄では親より先に亡くなってしまった子供は星になる、と言われているとどこかで聞いたことがあります。モーシャは「星の子」という意味。きっと空から戻ってきたゾウさんなのかも。こんな素敵な名前をもった彼女はきっと健康で長生きするでしょう。

オリジナル記事&画像はこちらから。番組で見たときからまたグンと大きくなっていますね。ピクチャーギャラリー(50枚)もゾウファン必見ですよ!!
↓↓
http://news.sky.com/skynews/Home/World-News/Elephant-Amputee-Mosha-Gets-A-Second-Prosthetic-Leg-In-Thailand-Because-She-Is-Growing-So-Fast/Article/200903215238468?f=rssl

チンパンジーもヒトと同じで計画的

スエーデンのFuruvik動物園には31歳のサンティノというオスのチンパンジーが住んでいます。このチンパンジーの石投げ行動によりチンパンジーもヒトと同様に、将来の計画を立てることができることがわかりました(2009年3月9日付英ガーディアン紙)。

先の計画を立てるには、未来に起こる出来事への対応が要求されるため高い認識能力が必要です。今までこれはヒトが有する特別な能力と言われてきました。ところが、このサンティノの行動により、その説が覆されたようです。

動物園はサンティノの問題行動に悩んでいました。チンパンジーの放飼場はモート(人間と展示上を隔てる堀)に囲まれた島になっています。その島の前に開園時間と共にやってくる来園者に石を投げ、人間を追い払おうとするのです。

そこで、飼育員は隠れてサンティノの行動を観察することにしました。するとどうでしょう!驚いたことに彼は閉園後に次の日の朝、新たなる武器となる石を集めていたのです。また、床のコンクリート部分をこぶしで叩いてコンクリートの塊を取りだし、武器用の大きさに砕いていたのも目撃されたのです。

次の日の朝、再び隠れてサンティノの様子を観察したところ、彼は石を投げるのにちょうど良い場所まで引きずって運び、武器の山を積み上げていました。

以来、飼育員は島から数百個もの石を取り除き、来園者に注意を呼びかけることでサンティノの悪ふざけに対応しました。また石が妨げられるよう、フェンスの設置も行いました。

今回の件を受け、認知科学者は同園の担当飼育員にインタビューを行い調査しました。それによると、サンティノの投石は50回以上、コンクリートの塊による武器づくりは18回にもおよんだそうです。

先の計画を立てることは今までヒトだけが保有するものと考えられてきました。ところが、サンティノのこのような行動は彼が将来の出来事に対応する、という複雑な能力があることを示しました。

サンティノは閉園時間帯の気持ちが落ち着いているときに石拾いを行い、後で武器として使うのです。そして、冬の閉園時には武器作りを一切、止めました。

この世にはいろいろな動物が存在し、今までヒト特有と考えられてきた能力を他の生き物も持っている可能性はいくらでもある、と科学者は言います。

その後、かわいそうなサンティノはどうなったのでしょうか?

飼育員たちはサンティノに去勢手術を受けさせました。ホルモンレベルを減少させることで投石行動を抑えられる、と判断したからです。手術の影響ですでに少しずつ太り始めたサンティノは今までよりも遊びたがるようになりました。攻撃的になるのは彼にとっても良くないことなのです(記事概要、終わり)。

ゾウもウンチや泥を投げますが、類人猿も人間をからかったり、何かコイツはいけすかないなー、と感じると泥や石、ウンチを投げます。あと、遊んでほしくて気をひきたいときなど。しかし・・・このサンティノによる発見は画期的と言えるのではないでしょうか。

この動物園の詳細がわからないので何とも言えませんが、おそらくサンティノはひとりぼっちで暮しているチンプなのかもしれません。かわいそうな行動と結末ですが、これによってチンプの新たな能力が発見されたというのは、何とも皮肉な話です。

オリジナル記事全文はこちらから。画像を見る限りモートと来園者の距離は結構あります。この距離で石が届いてしまうとはさすがチンプ!
↓↓
http://www.guardian.co.uk/science/2009/mar/09/chimp-zoo-stones-science

投げていたのはこれらの石??
↓↓
http://news.yahoo.com/nphotos/undated-image-released-Sweden-Furuvik-Zoo-Santino-chimpanzee-seen-enclosure/photo//090309/481/88c0bbe8c2c34169bd1657db9273cb00//s:/ap/20090310/ap_on_sc/eu_sci_sweden_angry_chimp#photoViewer=/090309/481/c1893af692894caba2ca2b595a39d0f9

http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/7928996.stm

オランウータンのモリーさんの絵画展開催中!

exhebition

先日、お知らせした「モリーと仲間の絵画展」、好評開催中です。

東京近郊にお住いの方、新宿にお出かけの際にはちょっと足をのばして寄ってみてください。

きっとあたたかい気持ちになりますよ。

ズーネットにも告知されています♪
モリー画伯の創作活動の様子が動画で見れます。
じっくり色を選びながら心の赴くままに絵を描く姿が素敵。
↓↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&inst=&link_num=11024

「サンディエゴ動物園」の長老ゾウ、天国へ旅立つ

少し前のニュースになります。サンディエゴ動物園で一番高齢のアジアゾウ、ニタの愛称で人々に愛され続けたサニータが2月25日に死亡しました。老衰のため安楽死させる、という苦渋の決断だったそうです。推定年齢60歳でした。

ニタが初めてサンディエゴ動物園ワイルドアニマルパークにやって来たのは1974年のことでした。高齢だったニタは亡くなるまでの数年間、干し草を刻んで食べさせるなど、特別なケアを受けてきました。

ニタはとても頭の良いゾウで、仲間たちからも好かれていました。誰もが彼女を愛さずにはいられませんでした。もし、彼女を好きでない場合、自分から歩み寄るのがニタでした。

ニタは飼育員さんたちの注意を引くためにいろいろなことをやったそうです。泥や干し草の贈り物をくれたり、ゴロゴロという声を出したり、あるいは「ちょっと怪我をしたので見て」、というように足を差し出したりするのです。もし、ニタの行動を無視したら水を頭から浴びせられてしまいます。

飼育員さんの一番のお気に入りは、ニタがいつも牙の窪みに木の枝を入れることでした。まるで牙を大きく見せようとしているように。「アフリカゾウになりたいの?」と、冗談を言っていました。

ニタは食事の時間よりも人間と一緒に過ごす時間を好んだゾウでした。昔、小学校の子供たちと綱引きをしたことがありますが、勝つのはいつもニタでした。また、物々交換もとっても得意。飼育員さんが放飼場から戻してほしいものがある場合、上手に駆け引きしてリンゴと交換しました。

ここ数年、動きが緩慢になったニタ。年齢には勝てないと悟ったときから特別なケアをしてきました。ところが数週間前からニタの健康状態は本当に悪くなってしまったのです。同園では最善を尽くし、ニタのケアに徹しました。特別なおやつ、一層の愛情、注意・・・。しかし、最終的には安楽死を決断したのです。

ゾウの親善大使、ニタに出会えた人々はどんなに幸せだったことでしょう。彼女に出会えてよかった(ニュース概要終わり)。

ゾウさんにもいろいろ性格があるようですが、ニタはなぜここまで人間に対して友好的だったのでしょう?それを解くカギが掲示板のある女性による書き込みにありました。送り主はリナ・ブリトンさんです。

それを簡単に紹介しましょう。

ニタはもともと、リナさんのご主人の伯父さん夫婦に引き取られて飼育されていたゾウだったそうです。そして、ご主人が成長したとき、サンディエゴ動物園に寄付しました。

米国に到着したときのニタは2,3歳の赤ちゃんゾウでした。その後、サーカスで芸を披露したり、映画にも何本か出演しました。また、伯父さんと一緒に2回ほどドキュメンタリーにも出たそうです。

伯父さん夫婦がニタに会いに行ったとき、ニタは覚えていてくれ、ゾウ流の大きなハグを鼻でしてくれ、舌を掻いてもらいたがりました。数年前から動物園のルールが変わり直接ニタに触れることができなくなったときは、お互いにがっかりしていたそうです。

おそらくニタは賢いだけでなく、よく躾をされ、愛情をたくさん注がれたゾウだったのでしょう。

このブログでも書いたことがありますが、サンディエゴ動物園では夏に「エレファント・オデッセイ」というアジアゾウの新施設が完成します。

それだけに、ニタを天国に旅立たせなければならなかった同園関係者の方々の決断は本当に辛いものだったと思います。

一度も会ったことのないゾウさんですが、Mayaも心からニタの冥福を祈るとともに、新しい命の誕生を期待したいと思います。

Mayaはこのような話に出会うと、人間と関わってしまったゾウたちの様々な運命を深く思わずにはいられません。

オリジナル記事全文はこちらからどうぞ。
↓↓
http://www.sandiegozoo.org/wordpress/default/farewell-to-sunita/

ピンクのバンドウイルカ、あらわれる

ルイジアナ州カルカシュー川にピンクがかったアルビノ種のバンドウイルカがあらわれ、地元の人の話題になっているようです(2009年3月3日英ガーディアン紙)。

ピンクのイルカが初めて姿をあらわしたのは、去年のこと。今、地元の人や観光客の人気になっています。

写真は地元のチャーターボートの船長で、イルカの研究を行っているエリックさんが撮影しました。エリックさんが初めてこのイルカを目撃したとき、4頭の仲間と一緒に泳いでおり、体全体がピンク色、赤みがかった目をしていました。

すでにこのイルカを40~50回、目撃しているエリックさんによると、体は驚くほど美しいピンク色で、それ以外は他の仲間のイルカとなんら変わりはなく、健康な姿を見せているそうです。

ピンクイルカは日を追うごとに大きくなってきており、母親から離れて冒険はするものの、仲間の目の届くところで遊んでいます。

クジラ・イルカ保護協会も、このようなイルカを見るのは初めてだ、と驚きを隠せません。また、この珍しいイルカを追いかけたり、いじめたりすることのないよう、観察に時間制限をもうけ、距離を保つことを人々に呼びかけています。

アルビノは遺伝的特徴であると言われていますが、このイルカが受け継いだアルビノ現象のタイプは不明とのことです。アマゾン河に絶滅危惧種である、アマゾンピンクイルカが生息しているのは有名な話です(記事概要終わり)。

本当にきれいなピンク色をしたイルカです。童話の世界から飛び出してきたようなこのイルカは、どこにあらわれても目立ちそう・・・。

オリジナル記事全文はこちらから。ルイジアナの湖で母イルカと泳ぐ子イルカの画像をご覧ください!!
↓↓
http://www.guardian.co.uk/environment/2009/mar/03/pink-albino-dolphin-louisiana

ついに完成! ズーラシアに「チンパンジーの森」

よこはま動物園ズーラシアでは去年から「チンパンジーの森」が建設されていましたが、ついにGWに公開が決定したようです。

以下、画象は去年の建設時の様子。


chimp4

新施設は出口に近いアフリカゾーンのオカピの先にあります。まだまだ土地が広がってそうな場所。

chimp3

こちらは施設の完成予定図。広々として気持がよさそうな施設になりそう。

chimp2

可愛いチンプの子供の写真。野生チンパンジーの写真でしょうか?子供が「パンくんだー!」と叫んでいました。パンくんじゃないよ。

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施設周辺はこんな感じになる予定?木が沢山ありますが、実際はどうなるのでしょうか?

さて、どこのチンプが来るのかな?

野毛山動物園?

チンプ(絶滅危惧種です)の輸入は簡単にできないからなぁ・・・と、いろいろ考えていたのですが、

熊本県宇城市の飼育施設からオス2頭、メス5頭が今月17日にお引越ししてくるというニュースが正式に広報されました。
↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090303-00000011-san-l14

そしてこちらはズーラシアのHPから。公開がとても楽しみですね!
↓↓
http://www.zoorasia.org/chimpan2009/index.html
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mayani

Author:mayani
こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

どうぞ、お楽しみください!

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