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「ゾウの村の少女」 アニマルプラネットで放映されます

3月8日(日)、アニマルプラネットを視聴できる方だけに限られますが、「ゾウの村の少女」が放映されます。

タイの山奥で先祖代々ゾウと暮らすマハウト(ゾウ使い)のドキュメンタリーです。

詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓
http://www.animal-planet.jp/episode/index.php?eid1=865591&eid2=000000
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1000年の伝統を守れ! 立ち上がるインドのヘビ使いたち

皆さんは「ヘビ使い」を見たことがありますか?

そう、ターバン巻いたおじさんがコブラみたいな形をした笛を吹くと、籠の中からホンモノのコブラが顔を出し、そのコブラを操る仕事をしている人たちですね。

Mayaはインドを旅行していたときに駅や路上でよく見かけました。旅行者を見ると小銭稼ぎに籠の中のコブラを出してそばにやってきます。怖いもの見たさがあるものの、ついつい逃げ回っていました(^_^;)。

今日はその「ヘビ使い」たちが野生動物保護法により、職を奪われてしまっているというニュースを紹介します(2009年2月19日英インディペンデント紙)。

ヘビ使いに対する規制が厳しくなったのは35年前、インド政府が警察に娯楽目的で野生動物を扱う者を逮捕して良い、という法案を作ったのがキッカケだと言われています。実際のところ、賄賂目当てだったらしいのですが。

以来、ヘビ使いは都会の片隅で人目を忍んで暮すようになりました。そして、相棒のヘビと共に旅行者からもらう小銭で生計を立てています。

そんなヘビ使いたちは今、新たに組合を結成し、ヘビ使いとしての「出生権利」を求め反撃に出ています。権利を主張することで法案を覆し、労働を認めてもらうため先週、ベンガル地方出身のヘビ使い5000人が集結し、ヘビを手に持ちコルカタの街を行進したのです。

先祖代々ヘビ使いである彼らには、他にできる仕事はありません。ヘビと共に育ってきた彼らにはヘビのことしかわからないのです。ヘビ使いとしての技術は父から息子に受け継がれます。

もともと、ヘビ使いは村などに出没した毒ヘビなどをおいやるためにあった職業でした。ヒンズー教でヘビは神聖な生き物のため、やたらに殺すことができないからです。村人たちはヘビを殺す代わりに彼らを雇い、追い出してもらうのです。また、彼らは特別な技術を使いヘビに芸を仕込みます。

しかし、1972年には動物保護法ができ、90年代の終わりにその法案は強化されました。動物保護団体によると、ヘビ使いは毒を抜くだけでなく、飼っているヘビの牙を抜いてしまうことがあるそうです。当然、牙のないヘビは自分で獲物をつかまえるlことができなくなってしまいます。

インドのヘビ使いはベンガル語を話すベディア族で占められています。彼らにとってこの職業は1000年の伝統があり、法案強化の影響で現在、10万世帯が経済難に陥っているそうです。

インド政府が法案を撤退させない場合、ベディア族の代表者はヘビ皮やヘビの毒を扱う農場を正式に設立することを考える必要がある、と述べています。この方法は生態系にも影響は出ないし、確実な収入源になるといいます。彼らにとってヘビは野生動物という感覚でなく、身近にいる生き物で、もしいなくなったらネズミが大量発生すると考えています。

インドでは現在、ヘビの毒を扱うマフィアが政府の影でベディア族を弾圧している、と代表者はクレームしました。1匹のヘビから摂取できる毒は12グラムで、130ポンドの金額になります。毒ヘビの寿命は8年で、高収入になるため民間企業はヘビ使いから毒を買い取っています。買い取られた毒は製薬会社に高い利益率で販売されます。

インド野生生物保護協会会長はヘビ使いのための生活の選択肢を見つけることが重要である、と述べました(記事概要終わり)。

カラフルなインドのイメージの一部である「ヘビ使い」ですが、複雑な社会背景の中で生き延びている姿をこの記事により、垣間見ることができました。

ところで、昔からヘビが住む家は商売が繁盛して栄える、と言われていますがなぜでしょう?Mayaが聞いた話によると、農家の蔵などで穀物を荒らすネズミをヘビが食べてくれるため、良い影響をもたらしてくれるからだそうです。

オリジナル記事全文はこちらから。
↓↓
http://www.independent.co.uk/news/world/asia/charm-offensive-why-india8217s-snake-men-and-their-serpents-are-taking-to-the-streets-1625975.html

オランウータンによる芸術作品 「モリーと仲間の絵画展」が開催されます★

現在、世界一の寿命を更新中のおばあちゃんオランウータンが「多摩動物公園」に住んでいます。

その名は「モリー画伯」の異名を取る、モリーさんです。

そのモリーさんの個展「モリーと仲間の絵画展」が開催されます★

日時:2/25(水)~3/19(木)11:00~19:00 (入場無料)
場所:ギャラリー新宿ブリコラージュ 新宿区新宿3-7-5
(落語の末広亭前) 

アクセスへのURLは以下です。
↓↓
http://www.shinjuku-bricolage.com/acces.htm

オランウータンのモリーさんは推定年齢57歳(ギネスに申請中)。

左目が不自由で、右目も指を使って自分でまぶたを持ちあげないと見えませんが、毎朝2枚、絵を描くのが日課になっているそうです。

繊細なタッチと明るい色使いがモリー画伯の作風。

その特徴ある風貌から昔からファンが多く、朝からモリーさんに会いに来る来園者もいるようです。

モリーと仲間たち・・・

「仲間たち」とは多摩のオランウータンたち、ジプシー、ジュリー、ユキのことです。

ご興味のある方はぜひ!

モリーさんの詳細を知りたい方はこちらをご覧ください。
スカイウォークに挑戦したときの様子がわかります。
↓↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=5734

大きくなったよ アジアゾウの「ゆめ花」

待ちに待ったアジアゾウの赤ちゃんが誕生したのは、2007年5月3日午前2時近く、満月の夜の事でした。今日は、日本初の母ゾウによる自然保育ですくすく成長しているアジアゾウ、「ゆめ花」の最近の様子をお伝えします。

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ここは「市原ぞうの国」。
母ゾウのプーリーとぞうさんショー広場に現れたゆめ花。ちょっと見ない間にずい分、背も高くなっていました(この日の体重は920キロ)。寒さよけのギンガムチェックの掛け布は、クローバーの刺繍とリボンの飾りつき。


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ぞうさんのお絵描きコーナー。お尻しか見えませんが、母プーリーがお絵描きする様子を横で見ています。

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この日に出来上がった作品。赤がゆめ花の描いた部分です。お鼻加減がまだ上手に出来ないため、「ボンッ!ボンッ!」とすごい音。その度にお客さんから笑い声が漏れます。

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鼻をふる2頭。ゆめ花はプーリーのミニチュアかと思うくらい、そっくりな母娘ですね。


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目の前に立っていたランディ姉さんのお尻を鼻でイタズラしたゆめ。ゾウ使いのおじさんに怒られた後、こんな顔に。ランディには思いっきり顔をしっぽで叩かれていました。

私たちにとって動物園には居て当たり前の動物、ゾウ。

しかし、実は動物園でゾウの赤ちゃんはそう簡単には生まれません。また、日本のアジアゾウについて言えば母ゾウの母乳による自然保育はこの「ゆめ花」が初めてで、生まれても無事に大きく育った成功例がまだありません。

繊細で人間同様に相性や好みを強く持つゾウの繁殖は、様々な事情で大変、難しいのです。

今年の5月で無事、満2歳のお誕生日を迎えるゆめ花ですが、Mayaはこれからもずっと成長を見守って行きたいと思います。


相次ぐゾウと列車の事故に防止対策を

南インド、タミル・ナードゥのコインバトールでは今、ゾウを車や列車の事故から守るため、世界で初めて高架道路を作る計画があります(2009年2月18日英ガーディアン紙)。

大型幹線道路は、ヒマラヤ丘陵地帯に位置するウタラクハンドのラジャジ国立公園を横断する線路で起こるゾウとの衝突事故を防止するため、900万ポンドの費用をかけて建設される予定です。

インドでは1987年以降、線路で死亡しているゾウの数は最低でも118頭といわれています。去年の2月には妊娠したメスを含めた2頭の大人と推定年齢6歳のオスの子ゾウが列車事故で死亡しました。

道路はヒンズー教の聖地で有名なハリドワーとリシケシュに向かう4車線ですが、地下トンネル計画には技術的困難が伴うということで、車両用の高架道路建設が採用されたそうです。

ラジャジ国立公園では現在、約400頭のゾウが暮らしています。ゾウは振動にとても敏感な動物ですが、道路の高さがゾウにとって十分であれば問題はない、と野生動物の専門家は考えています。

また、計画は初段階から正しい判断が必要とされます。ゾウの道のための高架道路建設は世界でも前例がないことだからです。夜間パトロールの導入や、列車運転手に注意を呼びかけるキャンペーンなど、事故防止対策も徹底される予定です。

ゾウが近づいてくる列車を避けるために作られたゾウ防止用急斜面の土手も平らにされました。土手は事故防止のための短期的対策として18キロの範囲で20か所作られましたが、公園関係者は長期的対策を求めていました。

820平方キロメートルのラジャジ国立公園には1000万年前の50のゾウ種の化石が残されています。

ゾウのための高架道路建設プロジェクトはインドの保護計画としては稀に見る画期的な試みです。

インドではゾウだけでなく、国家の象徴的な動物であるベンガルトラも過去5年間で半数以上がいなくなりました(記事概要、終わり)。

最近、開発が劇的に進んでいるインドでのゾウと列車の衝突事故のニュースを聞くたびに胸が痛んでいたMayaでしたが、これは少し期待ができそうなニュースですね。

ゾウは先祖代々、受け継がれてきた道を通って水源やエサを求めて移動します。土手や線路を越えるという危険を冒してまでも自分たちの道を通るのがゾウ。

ゾウのためにもこのプロジェクトは絶対に成功してほしいものです。

オリジナル記事全文はこちらから。画像は南インド、タミル・ナードゥのコインバートルの列車事故時の様子です・・・
↓↓
http://www.guardian.co.uk/environment/2009/feb/18/elephants-india-flyover

タコのかしこさに改めて感心!恋人を求めるタコのお話

ニュージーランドの「ポートベロー水族館」にはシドという人気者のタコがいました。

しかし、このシド君、恋人を求めて(?)何回も脱出を試みたため、めでたく2月14日のヴァレンタインデーに担当飼育員さんの手で、海にリリースされました(2009年2月14日付英インディペンデント紙)。

この水族館で半年過ごしたシドの暮らしぶりは結構、満足しているように思えました。

しかし、担当飼育員のクレインさんはある日、シドが水槽から脱出しているのを発見。何とプラスチックの水槽の蓋を自ら開け、脱出しようとしているではありませんか!

その後、シドが隙を見ては触手を伸ばし脱出を試みているのをきっかけに、クレインさんら関係者は彼を海にリリースすることに決めました。

タコの寿命は約2年と言われ、繁殖活動を死ぬまで行うそうです。補獲された時のシドの推定年齢は9か月。そろそろ恋を求めて海をさまようお年頃です。

2月14日、シドが恋人に巡り合うことを祈りながらクレインさんは彼を海に放しました。

さて、シドはどうやって水槽の蓋が開くことがわかったのでしょうか?

クレインさんによると、おそらく誰かが水槽の蓋を開けているのを見て十分な隙間があると判断し、脱出を試みたのではないかと言っています。

タコは時には犬と比較されるほどかしこく、ビンなどの蓋を開けてエビなどのえさを取るように訓練することができるのです。

ところで、この水族館では突然、ザリガニが水槽から姿を消してしまったことがあるそうです。当惑したスタッフがある夜つきとめた真実とは・・・。

何と!シドの前の住人が水槽をよじ登り外に出てザリガニの水槽の蓋を開け食べた後、蓋を閉め自分の水槽に戻っていたのです。

また10年前、監視カメラが面白い映像をとらえていたこともありました。

シドが住んでいた水槽の当時の住人ハリー君の決定的瞬間。それは、隣の水槽の魚を食べた後、魚の水槽の蓋も、戻った後の自分の水槽の蓋も閉めつまみ食いの痕跡を消している様子でした。

タコは海洋生物の中でも最も知的であると考えられています。その脳は無脊髄動物の中で一番発達しており、体の半分以上の神経が触手に集中しているそうです。とても器用で学習能力もバツグンなのです。

最近までタコは8本足の生き物と思われてきましたが、去年ヨーロッパで行われた研究の結果によると、実は腕が6本、足は2本であることが判明しました。

以上、記事の概要でした。

いや~、面白いです。

シュノーケルで偶然、イカとご対面したときしばらく見つめあったことがありました。その時、何だか対話しているような気分になったのですが、ナルホドという感じです。

ところで、あの「さかなクン」はタコとの出会いがキッカケで、魚好きになったという話をTVで見たことがあります。

いろいろな意味で夢中にならずにはいられない魅力のあるタコのお話し。さかなクンの気持ちがわかるなぁ。

オリジナル記事全文はこちらから。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/legging-it-evasive-octopus-who-has-been-allowed-to-look-for-love-1609168.html

カオビットカンムリテナガザルの赤ちゃん誕生

去年、ほぼ絶滅すると考えられていたテナガザルの保護に希望が持てそうなニュースが届きました(2009年2月13日付英ガーディアン紙)。

中国とベトナム国境で「カオビットカンムリテナガザル」の赤ちゃんが誕生しました。去年、同じ場所で発見された個体の赤ちゃんです。このテナガザルは「絶滅危惧IA」に登録されており、約110匹しか生存していないと言われている大変、貴重な動物です。

赤ちゃんの性別はわかりませんが、オスの場合は大人に成長すると毛が黒くなり、メスだったら母親と同様に金色の素晴らしい毛並みの持ち主になるでしょう。

絶滅が危惧されている類人猿の1種類ですが、体の大きさに対してテナガザルの特徴である長い腕を持ち、1度、聞いたら忘れられない鳥のような鳴き声を持っています。

このニュースを届けてくれた「フローラ・ファウナ・インターナショナル」は、カオビットカンムリテナガザルを始めとする野生動物の生息地である森の森林伐採を抑制するため、地元住民との協力を行っているそうです(終わり)。

シロテテナガザルの鳴き声をMayaは動物園で聞いたことがありますが、木々を飛び移るカオビットカンムリテナガザルたちの姿を見ながら改めて鳴き声を聞いていると、とても神秘的な気持ちになります。

鳴き声も聞くことのできる動画、エサの取り方を母ザルから教えてもらっている赤ちゃんの姿はこちからご覧になれます。
↓↓
http://www.guardian.co.uk/environment/blog/2009/feb/13/cao-vit-gibbon-baby-photo

フローラ・ファウナ・インターナショナルの活動を知りたい方はこちらからどうぞ。
↓↓
http://www.fauna-flora.org/

今月の1冊: いろいろたまご図鑑

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向って左列上から2番目のたまごはまるで宝石のようではありませんか??
一体、こんなたまごを誰が生むのでしょうか・・・?

「たまご」の不思議な世界にようこそ。

今月、ご紹介する1冊は昆虫、鳥類、魚類のたまごをカラフルな写真と共に紹介しているユニークな図鑑です。

お食事前の方、グロテスクなものが苦手な方はご遠慮ください。この図鑑にはたくさんの「ギョ!ギョ!」が詰まっております。

本体同様、びっくりするほどカラフルな卵のうに包まれたアメフラシ類やウミウシ類の卵。

安全な場所を見つけるまではおなかに‘さや’をくっつけて移動するヤマトゴキブリ。

神秘的なサンゴ類の卵は小さな宝石の粒のよう。

本を見た知人が思わず「おいしそう・・・」とつぶやいたウズラの卵。

そして、エイリアンのカプセルと見間違えそうなサメのたまごの形状は「なんだ、これはー?」としか言いようがありません!

余談ですが、ある飼育員さんが昆虫を担当されていた時のお話です。

外国産の‘見たら気絶しそうな位に巨大なゴキブリ’はビヨーンとのびる長い‘さや’を生み落とすそうです。さやにはきれいに1列にたまごが並んでいるとか(残念ながらこの本には紹介されていませんが)。

たまごに興味のある方も、怖いもの見たさの皆さんも‘たまご観察’のお伴にこの1冊をどうぞ。新しい発見があること間違いなし!です。


「ベルファスト動物園」の老ゾウホーム計画

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画像は、千葉の自然に囲まれた「勝浦ぞうの楽園」で休暇を楽しむタイゾウのミッキー(メス推定年齢31歳)。ほとんど手つかずの山の中でゾウたちもリラックス。そんなゾウの姿を見て人間も幸せタイム・・・


日本では数年前、「日本のぞうさんを幸せにする会」が発足され、老ゾウホームでもあり、ゾウの保養施設でもある「勝浦ぞうの楽園」がオープンしました。

今日はアイルランドの「ベルファスト動物園」でも同じような企画がすすめられている、というニュースをご紹介します(2009年1月26日付ベルファスト動物園最新ニュース)。

「ベルファスト動物園」でのゾウの飼育方法は変化してきています。同園にはすでに44歳のおばさんゾウ「ティナ」が住んでいますが、ティナと一緒にサーカスなどで働いてきた引退ゾウや、繁殖外のゾウが快適に暮らしていかれるよう、現在、受け入れ準備を整えています。

カリフォルニア出身、ゾウの国際的専門家であるアラン・ルクロフトさんを中心に進められているこのプロジェクトですが、2008年に間接飼育に切り替えられたことでゾウはより自由に空間を移動することができるようになりました。

ルクロフトさんは「サンディエゴ野性動物公園」で19年のキャリアを持ち、ゾウについては46年の経験を持つエキスパートです。スリランカやタイの使役ゾウのフィールド研究を行い、タンザニアやケニアの野生ゾウやゲームリザーブのゾウの状態を詳しく調査しました。

また、エサのぶら下がり容器や爪とぎ台など、エンリッチメントに欠かせない数々のアイディアを動物園に導入してきた人物です。

そのような知識を生かしてきたルクロフトさんは「ベルファスト動物園」のスタッフと共にゾウ飼育に新しい技術を取り入れようとしています。

ゾウ責任者のケアンズさんは、引退ゾウたちの健康管理や行動パターン、トレーニング方法などが評価されれば、数年先の動物のケアにより重要な意味を持つことになるだろう、と述べています。

アイルランド動物園水族館協会は、繁殖外の牛の群れ飼育を上手にこなしている「ベルファスト動物園」の計画は、老ゾウだけでなく若いゾウたちの飼育や繁殖にも力を発揮できるのでは、と期待をしているそうです(終わり)。

人間のために尽くしてくれていたゾウたちが、快適に余生を過ごせる環境が一日も早くできるといいですね。ティナに新しい友達ができることも喜ばしいことです。

「ベルファスト動物園」の最新ニュースオリジナル全文はこちらから。柵越しにひずめの手入れが行われている間接飼育の様子が写真で見られます。
↓↓
http://www.belfastzoo.co.uk/newsandevents/newsitem.aspx?id=17

ジンベイザメのサミーはドバイ豪華ホテルからリリースされるか?

ドバイのパーム・ジュメイラの「アトランティス・ホテル」には大型水族館があります。その水族館の巨大水槽にはサミーと名付けられたジンベイザメの子供(メス)が飼育されています。今、そのサミーを巡って環境保護団体が再びリリースを訴えています(2009年2月9日付英ガーディアン紙)。

サミーは4メートルのジンベイザメで正確な年齢は不明ですが、おそらくまだ子供ではないか、と言われています。以前から解放を求めるフェースブックキャンペーンが行われ、地元では大きな運動が起こっている、という話があったようですが、環境保護団体は2月8日、改めてホテル側に解放を求めました。

サミーの住む水族館にはアカエイなどの海洋生物65,000匹が飼育されています。ジンベイザメは絶滅危惧種であること、そして飼育の難しさなどを理由に保護団体は改めてホテル側に書面を送りました。書面に関してホテル側はコメントを控えているそうです。

ホテル側の言い分としては、去年8月、建物が立ち並ぶ海岸沿いの浅瀬に迷い込んだジンベイザメを保護したと言っていますが、ペットにはしないでほしい、というのが保護団体の訴えです。

ジンベイザメは100歳くらいまで生きると言われ、体長は約46フィートまで成長します。野生から将来、繁殖の可能性のある個体を連れてくることは、すでに減少の一途をたどっているジンベイザメを1頭だけ連れてくるということだけでなく、その個体が生む可能性のある子孫の命まで奪うことを意味する、という内容が先の書面には書かれていたそうです。

15億かけて建設された同ホテルは昨年秋、ハリウッドセレブを含めたゲストを招き2000万ドルの予算をかけ、オープニングパーティを開いたばかりでした。

以上、記事概要でした。

ジンベイザメは日本の「ちゅら海水族館」でも飼育されていますが、確かにとても難しいと思います。謎が多いだけでなく、巨大な生き物を限られたスペースで飼育することは人間にとってある意味で、挑戦でもあるのでしょう。

同水族館は世界でも高いレベルの飼育技術を持ち、ジンベイザメの長期飼育や複数飼育も成功しています。また、繁殖への期待もかけられているようです。

今回、保護団体がサミーの解放を訴えただけでなく、世論も大きく動いたのは、贅を極めたこのホテルが地球環境問題という観点から時代とあまりにも逆行しすぎている存在だからではないかとも取れます。

複雑な思いにさせられた記事でもありますが、保護団体の「子孫の代の命まで奪う」という記述には説得力がありました。

オリジナル記事全文はこちらから。
↓↓
http://www.guardian.co.uk/environment/2009/feb/09/shark-dubai

ゾウのトレーニング: ズーラシア編

動物園ではゾウの健康管理の一環として、トレーニングを行っています。このトレーニングには健康状態のチェック(足の状態や口の中、採血など)をスムースに行うためと、知能の高いゾウが退屈しないよう、エンリッチメントの一環という意味があります。

それでは、「よこはま動物園ズーラシア」のゾウたちのエレファントライブの練習風景を覗いてみましょう。


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こちらはゾウさんの水まきのコーナー。上手に水をまいてくれているのはシュリー(12歳♀)。怖がりな性格のシュリーちゃんはバケツを見ると怖がり、バケツから水も飲めなかったそうですが、もう大丈夫。

ちょっとできたら褒めて、次ができたらまた褒めて・・・ついにバケツの水をお鼻で吸い取り、こんなことができるようになりました!飼育員さんと一緒に頑張ったね、シュリー。


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こちらはシュリーと一緒にインドからやってきたチャメリー(18歳♀)。怖がりシュリーのお姉さん代わりのゾウさんです。飼育員さんと一緒に上手にお辞儀しています。

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最後はラスクマル(18歳♂)。立派な牙を持つラスクマルのターゲットトレーニングの様子です。飼育員さんがこのような長い棒で合図をすると・・・・

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こんな風に後ろを向いたり・・・

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座ったりします。

2頭のメスは飼育員さんが直接、飼育をしているのに対し、オスのラスクマルはこのように間接的に飼育を行っています。ターゲット棒で合図をすると、足の裏や見せてほしい体の部分の方に向いてくれます。これで、ラスクマル君の健康管理もばっちりです。

会うたびにぐんぐん大人になっていくズーラシアのゾウさんたち。エレファントライブもますます、グレードアップされ、これからの3頭の成長ぶりが楽しみなところです。

エレファントライブでは、他にサッカーや打楽器演奏、お絵描きなども披露してくれます。



オランウータンのジプシーさん牛Tを着る

Mayaの動物園仲間のひとり、おサル大好き★チアンカさんから楽しい情報をいただきました。

オランウータンのジプシーさんが先日、牛Tシャツを着たときの様子です(以下、チアンカさん撮影の画像)。

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ジプシーさんは「多摩動物公園」在住のおばあちゃん。きれいな目をした好奇心いっぱいの素敵なオランウータンです。

「多摩動物公園」の森の人は全部で10人。追っかけカメラマンさんやファンが沢山います。この日はあるファンの方がジプシーさんに手作りTシャツをプレゼントしました。


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飼育員さんが、「ジプシー!」と呼んで上からTシャツを落としました。

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よっこいしょ、Tシャツを早速、GETしにいくジプシーさん。

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おおっ、これは牛柄&名入りの豪華なTシャツではありませんか!

チアンカさんによると、ジプシーさんはなかなかTシャツから顔を出してくれず、中でもぞもぞ何かやっていたそうです。どうやら、黒い柄が気になっていたご様子。


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ようやくお顔を出してくれたジプシーさん。この嬉しそうな笑顔(←類人猿にも笑顔があります、すごい表情豊かです)。

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Tシャツを脱いで、今度は何をやるのでしょうか?どうやらさっきから気になっていた黒いものを剥がそうとしているようです。

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そして最後はボロボロになったTシャツから顔を出してみました。

オランウータンの握力については300キロという説があるようですが、実際には正確な科学的データは出されていないようです。

でも、丈夫な麻袋なんか引き裂くのは簡単。


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楽しく遊んたジプシーさん、これからも長生きしてね★

チアンカさん、詳細、ありがとうございました~o(^-^)o


ゾウさんの豆まき

動物園では節分イベントがいろいろ行われたようです。

「市原ぞうの国」でも楽しいイベントが催されました。

お芝居仕立ての和洋人間動物入り混じった、ぞうの国オリジナル「鬼退治」のお話に、子供も大人も大興奮!

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ある日、エレファンタニック号に乗ったライオンのジャックとトラのローズの前に、海賊ジャック・スパロウと鬼たちが現れ、2頭はおそわれてしまいます。


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おなじみ、サルやキジ、犬や漁師のおじいいさんが鬼退治にやってきますが、何といっても主役はゾウのマミーちゃん扮する「桃太郎」。サルさんを背中に乗せて登場!です。

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そして、おハナでお豆を上手に吸い上げて、水まきのようにフーッと吹いたら鬼たちは去って行きましたとさ。

めでたし、めでたし・・・。

園長さんを始めとするスタッフの方たちも大活躍の「ゾウさんの豆まき」でした。

福がたくさん来ますように★

動物たちのために脱ぎました★ダドリー動物園カレンダー続報

以前、このブログで紹介した「ダドリー動物園」の飼育員によるヌードカレンダーの続報です。

このカレンダーはマダガスカルのオマキザル保護の基金のため、勇気ある飼育員のメンバーが園内の動物と共にヌードになり、作成されたユニークなカレンダーです。


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左下のトラは繁殖に期待がかがるライカちゃん(♀)です。登場する動物は、エリマキキツネザル、リスザル、ワオキツネザル、キリン、アンゴラ、フラミンゴ、フクロウ、バク・・・などなど。

カレンダーはイギリス人ならではのユーモアのセンスが炸裂した素敵な内容となっていて、動物に対する愛情にあふれたショットの数々が楽しめます。

それぞれの動物の名前や年齢がわかるようになっているだけでなく、モデルとなった飼育員さんたちの名前と年齢も書かれているため、何ともヒューマンタッチな暖かい気持ちにさせられます。


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「ダドリー動物園」のシンボルマーク(脱ぎすてられた上着に注目)はトラ。「多摩動物公園」はライオンです。いろいろな動物園のマークを見比べてみるのも面白いかも。

ところで、同園の飼育員たちはなぜ、マダガスカルのためにカレンダーを作ったのでしょうか?

マダガスカルでは80%の人たちが自給自足で暮しています。ところが、近年の資源不足を受け、各国がマダガスカルの土地を目当てに農地開発を進めています。

最近、特に英国の新聞に、これは「新植民地主義」ではないか?と議論をかもしだしたのが、韓国の広大農地リース契約です。韓国はこれで世界最大の農地保有国となるそうです。

表向きは現地の人たちの雇用創出にも貢献、ということですが、さて現実はどうでしょうか?今までのケースからいうと、労働力の搾取や自然破壊、そして野生動物がその犠牲になってしまう可能性が高いのではないかと思われます。

実際、マダガスカルに生息する貴重なサルたちもかなり影響を受けているそうです。

このプロジェクトによりマダガスカルの問題が注目を集め、基金が沢山、集まったことをMayaは祈りたいと思います。


韓国の広大農地についての記事はこちらから。
↓↓
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/agrifood/foodsecurity/news/08112001.htm
プロフィール

mayani

Author:mayani
こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

どうぞ、お楽しみください!

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