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オタマジャクシも鳴くのです

写真を撮っていなくて残念・・・。

南米にベルツノガエルというカエルが生息しています。鮮やかな色で成体の大きさは10~12センチくらいです。

その風貌の期待を裏切らず目の前で動くものは何でも丸のみする旺盛な食欲。もちろん肉食なので攻撃的な性質。昆虫や小動物のみならず、共食いもしてしまうという凄いカエルです。

そのベルツノガエルのオタマジャクシが「国立ブエノスアイレス・ラ・プラタ大学」のナタレ博士により、鳴くことがわかりました。その鳴き声は短いけれどはっきりした金属音のような音だそうです。

どんなときに鳴くかというと、身の危険を察知したときや攻撃態勢(オタマジャクシのころから肉食)に入る時。また、成体のオスは敵に襲われると猫のような声で鳴くらしい。

これもちょっと怖いなあ。

ベルツノガエルのオタマジャクシは卵からかえった3日後には肺が発達するため、すぐに肺から空気を絞り出し鳴き声をあげることができるそう。現在、さらに詳しく調べるため、野生のペアを飼育繁殖させる予定だということです。

また、この発見により他のカエルのオタマジャクシも鳴く可能性があるため、調査がすすめられているそう。

ところで、このベルツノガエルですが、ユニークな風貌からかペットとしても人気が高いよう。オタマジャクシから育てている愛好家が、果たして鳴き声を聞いたことがあるかどうか気になるところです。

ベルツノガエルは「上野動物園」西園のビバリウムでも飼育されています。怖いもの見たさにじっくり観察してみてはいかがでしょうか?

この記事の出所はこちらからどうぞ。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/tadpoles-scream-when-threatened-by-cannibals-1945365.html
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庭に住む愛すべきヒーロー、それはハリネズミ

ハリネズミという動物は、日本でこそあまり馴染がないものの、英国ではとても親しまれている動物です。庭の生け垣に住みつき、運が良ければ食べ残った猫のエサを食べているハリネズミたちに、夜中のキッチンで遭遇、なんてこともあります。

Mayaが生まれて初めて出会ったホンモノのハリネズミも、猫のエサ入れの中でお食事中の子供ハリネズミ2匹でした。これを見たときは大感激!お土産屋さんのブックスタンドや置物などでお馴染のキャラクターが目の前にいるのです。

このように英国人に大変、親しまれているハリネズミも繰り返される農地整備や、生け垣の修繕と配置換えの影響で、現在の生息数は100万匹以下と言われているそうです。

庭師の敵、ナメクジや芋虫などの害虫が大好物とするハリネズミが100万匹以下というのは、確かに問題がある数字なのかもしれません。2007年には生物多様性アクションプラン(BAP)の対象動物として認定もされました。

さて、そんなハリネズミに魅せられた学者がいて、先日、研究本が出版されました。

ヒュー・ウォリック博士は1993年、RPSCA(英国王立動物虐待防止協会)の調査プロジェクトとして、たった一人、デヴォンとサマセットの州境の人里離れた土地で、フィールドワークを行っていました。

ウォリック博士の仕事は、ハリネズミの背骨に小型送信機を付け、無線タグを利用して行動をモニタリングすること。この仕事を通してハリネズミの面白さを発見していくのです。

そして、ある日の午前4時のこと。ナイジェルと名付けたハリネズミと運命の出会がやってきました。仕事を終えた博士はまだ暗闇に包まれた外に歯を磨こうと出ると、ハリネズミが匂いを嗅ぎまわっている音に気がつきます。

博士がまず驚いたのはその動きの速さ。そして、数分後、他の場所に移動し始めたナイジェルの後を追います。後を追うこと約1時間。突然、動きを止めたナイジェルの前でそっと身をかがめ、向かい合ってみました。

その時、ナイジェルは初めて博士の存在に気付いたような表情をし、お互いに見つめあったそうです。そして、博士はナイジェルの目から、純粋な野性味を感じました。

博士がハリネズミに夢中になるきっかけになった瞬間です。

野生動物と近しい空間を共有できることは、頻繁にあることではない、と博士は言います。そして、人間がハリネズミと仲良くすることで、精神の健康に良い効果をもたらす、とも語っています。

また、人間が自然や緑の空間に身を置くと、考え方が非常にポジティブになるそうです。そう言われてみれば、みなさんもそんな経験がありませんか?

さて、ハリネズミは気まぐれな動物。いざ自分の庭の生け垣に住みついてほしいと思っていてもなかなか、そうはいかないようです。

そこで、博士が伝授するコツ。それは、庭を手入れしすぎないこと。そして隅の一画を雑な状態にしておくことだそうです。こうして、ハリネズミにとって住みやすい庭になるらしい。

ヒュー・ウォリック博士の研究本「A Prickly Affair: My Life with Hedgehogs」は、先日、英国で発売されました。多分、邦訳なんかされないんだろうなあ。でも、モグラ&ネズミなど小動物好きには興味深い本であることは間違いなさそうです。

本の装丁もかわいい★
↓↓


この記事の出所はこちらをどうぞ。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/hedgehogs-heroes-of-the-garden-1931464.html

マレーシアのトラ、寅年にさらなる受難を迎える可能性ありか?

1月号のナショナル・ジオグラフィック(日本語版)の表紙を飾るのは、檻につかまり外の様子をうかがう、かわいいオランウータンの子供たち。この写真が暗示するように、特集記事の内容はなかなか衝撃的です。

題して、「売られる野生動物」。

記事を書いたのはあるアメリカ人記者。ペット、食材、伝統薬などさまざまな目的で売られる野生動物ですが、アジアの闇市場を牛耳る人物に接触し、実態を暴いています。

取材の対象は、マレーシア人のアンソンと呼ばれる男。偽装工作を駆使し、法の抜け穴をくぐりぬけ、巧妙な手口で世界中の希少動物の取引を行っている人物。

中国マフィアを背後に持つと豪語し、マレーシアの野生生物・国立公園局で絶大な権力を持つ幹部とも怪しい関係で繋がっていると言われています。5年間のおとり捜査の末、逮捕・起訴され、服役していたにも関わらずアンソン不在中には妻がビジネスを継続させ、服役後の現在、今後もさらに新たなる事業展開をたくらんでいます。

アンソンが標的を絞ったのは絶滅が危惧されているトラ。

トラは装飾品として毛皮や頭部はもちろんのこと、エキゾチック・ミートとして肉は高級珍味となり、オスの生殖器や骨は伝統薬などとして珍重されるため、高値で闇取引されています。

そこでトラを繁殖させることに目を付けたアンソンは、マレーシア当局やペナン州森林局の合意と支援を取り付けることに成功。トラの保護や繁殖を売りにした観光施設の名のもとで怪しげな事業が行なわれることになりそうです。すごすぎる・・・。

アントンはすでに動植物園を経営。そこを隠れみのにして、爬虫類の闇取引を行なっているようです。そして今度はトラで大儲けをたくらんでいるというわけです。きっとこの人物はお金儲けに興味があるというより、ゲームを楽しみ、政府をも黙らす闇帝王として君臨することが目的なのかもしれませんねえ。

そしてその犠牲になっているのは、弱い動物たちだと思うと実にせつないです。

ナショジオによると、野生生物に関して強力な決定権を握る人物(ミスリア)の管理のもと、マレーシアは野生生物密輸の一大拠点へと発展した、とあります。

記事ではさらに違法取引を防ぐ対策はないのか?など、詳細が書かれています。

誰も手出しすることのできない、深い闇の世界・・・。

ショッキングではありますが、闇組織のしくみ、そしてなぜ取り締まり局をはじめとするNGOが手出しできないのかなどが、非常に分かりやすく書かれている深い内容の記事です。興味のある方はぜひ。

これ、子供たちには衝撃が強すぎるので見せたくありません。

ナショナル・ジオグラフィックのHPはこちらから。
↓↓
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/index.shtml

参考としてペナンタイガーパーク建設に関する記事のURLを載せておきます。ここがアンソンの計画している新たな動植物園かどうかはわかりません。
↓↓
http://www.malaysia-navi.jp/news/090318065506.html%C2%A0

ミツバチ消滅の原因はネオニコチノイド系農薬にあるのか?

英国で今月、「Vanishing of the Bees」という90分の自主制作映画が公開されるそうです。

映画のナレーターは、多数のTV映画に出演している英国人女優エミリア・フォックス。農薬が原因でハチが衰弱、巣が混乱し消滅に至る様子がナレーションと共に展開されているようです。

映画の中では、ミツバチ消滅原因として世界で4番目の大手製薬メーカー、バイエル社が一部製造しているネオニコチノイド系の農薬が挙げられています。バイエルといえばアスピリン(頭痛薬)などを開発したドイツの老舗メーカー。

原因と指摘される農薬は“ゴーショ(ガウチョ)”と呼ばれ、農薬に広く使用されているイミダクロプリド(殺虫剤)が主成分として含まれています。フランスでは養蜂家の圧力により使用が禁止されました。

種に付着されるゴーショは、土壌中から開花時期を含む全成長期間に渡り殺虫効果を発揮する、という強力な農薬だそうです。蜜や花粉に残留しているイミダクロプリドがハチの体内に入り、ハチの中枢を麻痺させ死に至ると考えられています。

フランスの養蜂家との対立も含め、映画が訴える内容についてバイエル側は、「オーストラリアでネオニコチノイドが大量に使用されているが、ハチはいたって健康。バロアダニもいない。(バイエル社の)農薬がハチに影響を与えているとは考えられない」、と相関関係を否定しています。

しかし、映画の製作者は、農薬が少量であっても長期的に広がっていけば致死量に達することを指摘しています。英国養蜂家協会会長によると、今のところ原因究明のカギとなるデータがないそうです。

ミツバチの謎の消滅が確認されたのは2004年、冬の米国でした。養蜂家の国内横断中にハチが突然消え、空の巣箱だけが残されていました。以来、バロアダニや細菌、あるいは携帯電話の電磁波が原因では、と科学者は述べてきたものの、どれも推測の域を出ていません。

現在、英国養蜂家協会は原因究明に向けての研究費用を要求した他、コープなどのスーパーマーケットを巻き込んだキャンペーンを行っています。ロックバンド、オアシスのボーカル、リアム・ギャラガーもキャンペーンに賛同。英国では消費者を巻き込んだちょっとした社会現象となっている印象を受けました。

ところでリアムは喉のケアのためにハチミツを愛用しているそう。しかし、ハチミツどころか、“ハチの消滅=植物やそれに依存する生物の消滅”を意味しますよねー。

このままだとあと5年で消滅すると言われているハチですが、消費者のパワーが良い方向に導くのでは、とMayaは思いますが、どうでしょうか?

この記事の出所はこちらをご覧ください。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/new-film-blames-drug-firm-for-plight-of-honey-bees-1795148.html

ゴーショについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。次世代型の農薬と言われているようですが、こんなのが付着して育った食べ物は絶対、口にしたくないことは間違いなし。
↓↓
http://home.e06.itscom.net/chemiweb/ladybugs/jimu/030619.txt

関連ニュースについてはこちらをご覧ください。
↓↓
http://www.swissinfo.ch/jpn/front.html?siteSect=108&sid=11299993&cKey=1254492069000&ty=st

ケニアのライオン、農薬による毒殺が減少に拍車をかける

10日ほど前、ケニアのライオンが20年以内で絶滅するかもしれない、というニュースがTVなどで流れていました。

原因は気候変動や生息地の縮小が指摘されていましたが、急激な減少は農薬による毒殺と見られているようです。

また、ライオンだけでなく、鳥など他の野生動物も大量に死んでいることが判明したため、保護団体が致死量に達する農薬の使用の禁止を呼び掛けました。

毒殺を試みているのは、牛などの家畜を放牧し、伝統的な生活を営む遊牧民。ライオンやハイエナといった外的から常に貴重な財産である家畜の命が脅かされているからです。

過去、遊牧民がライオンを銃殺している光景を見かけることがありました。しかし、最近では動物の死体に致死量の薬物をかけ、大型ネコ用の縄にしかける方法に変わってきたのです。

使用されている薬は、EUでは使用が禁止されているフルダンと呼ばれるもの。ケニアの店頭で小さなベレットで販売されています。米国では粒状の薬品を穀物に付く害虫駆除のために使用されていますが、200羽もの鳥が死んだため、規制がかけられているそうです。

捕食者を簡単に処理できるという理由から、ケニアの田舎では有名な農薬になってしまったフルダン。乱用防止を促すため、フィラデルフィアのある企業はケニアへの販売を停止、供給済み在庫の買戻しを行う強硬手段を取りました。

旅行業者が遊牧民に資金を還元する対策が立てられたものの、去年の資金難を受け、廃案が予想されています。

昨日、配信されたニュースを見る限りでは、具体的な策についてまでは報じられていません。しかし、保護のための資金調達には良い宣伝になってくれるのではないでしょうか。

記事の出所元はこちらから。今年3月、英インディペンデント紙に掲載されたました。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/kenyan-lions-being-poisoned-by-pesticides-1661112.html

先日のYahooのニュースはこちらから。
↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090818-00000665-reu-int
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mayani

Author:mayani
こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

どうぞ、お楽しみください!

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