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アジアゾウはな子の新たなる日々

4月から早くも7月の中旬に突入。
この間、本当にいろいろなことがありました。

イライラして鐘を鳴らす姿や、入口のそばから離れず飼育員さんをずっと待っているようなさびしそうな姿を見るたびに、胸がつまる想いでした。

日々、変化を続けているはな子さんの様子を見ながら、
暑くなる頃までには何とか水浴びする姿を見て安心したい!!

誰もがそう思っていました。
そして、そして・・・
ついに!!
たっぷり水浴びタイムを楽しむはな子さんの姿を見ることができるように!

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運動場にはスプリンクラーがついているのですが、
中途半端に濡れるのは嫌なようで、近寄らないはな子さん。
しかし、ついに水浴びタイムでは「女王はな子」ぶりが復活。

仲良くなりつつある飼育員さんから口には特製団子を入れてもらい、
大好きなお姉さんに水をたっぷりかけてもらい、
大好きなおじさんに体をゴシゴシこすってもらい、

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そうそう!女王様はこうでなきゃ。

夏の日差しの中できらきらする体。
黒くピカピカになった顔の中でより一層、深く神秘的に輝く瞳。

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爪もきれいにしてもらい・・・

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自らお尻を向けてきれいにしてもらい・・・

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さっぱりした後は、かゆくなった体を掻いてお手入れ。

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飼育方法の変更という方針の中、
残念ながら、以前のような光景を見ることはもうないでしょう。
ただ、飼育現場の方々に笑顔が戻ってきているのでは、と感じられること。
そして、はな子さんが当初と比べとても落ち着いているように見えることです。

また、お決まりのフルーツタイムの方法は以前と大きく変わり、
モートの前の柵に出入り口が作られ、
飼育員さんが台に座ってそこから投げ込まれるようになりました。

ああ、残念・・・。

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でも、飼育の方々がはな子さんと対話しながら接してくださっている限り、はな子さんもこの新しいデザートタイムを楽しむことができるのでは、と願っています。

その昔、単なる娯楽施設という見方でしかとらえられていなかった動物園。
しかし、時代と共に種の保存という役割が語られるようになり、
環境保全や動物の習性に対する理解を深める場としても変化しつつあります。

キーパーズトークやイベント、ボランティアによるガイド等を通し、常連客やサポーターのみならず一般来園者への教育普及が日々、行われています。

結果、意識が高く、目の肥えた(動物をよく観察し理解しようとする)来園者が増えました。

飼育現場のプロとただ観察しているだけの素人との見方は乖離して当然。
しかし、心から動物を、そして私たちを取り巻く自然界について理解しようとする来園者を育てているのは動物園でもあるのです。

Mayaも含め、はな子さんを今でも心配し続けている人々の願いは、現場の方々がこれからもはな子さんを笑顔にしてくださることだけ・・・

いつこの世を去ってしまうかわからない戦後の生き証人のはな子さん。
だからこそ、これからも見守り続けて行こうと思います。
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アジアゾウはな子の処遇を巡る妙な違和感

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5月末、ある大雨の日。お茶タイムのお茶で水浴びを始めたはな子さん。その後、飼育の方々がバケツいっぱいのお湯を数十回、運びました。バケツをお鼻でポンポン叩いておかわりを要求するはなちゃん。背中からは湯気が立ち、またたく間に湯煙り(?)美人に。

他にも記事にしたいことがあるなあ、と思いつつ、やはり今回もはな子さんについて書かずにはいられません。

この数か月、はな子さんを冷静かつ、慎重に観察し続けてきました。

いろいろな情報が自然な形で入ってくる中、園から開示された情報も含め深く考えながら、記事を書いてきました。

ネット上ということもあり、いろいろな意味で書けないことも多々あります。
まさに「王様の耳はロバの耳」状態。

その後、現場の方々との関係は良好。制約の中での愛情と努力はきちんとはな子さんに伝わっていることは確かである・・・ような状況ではありますが・・・

何か、しっくりこない妙な違和感がある。

それは、ズーネットに掲載された、「アジアゾウはな子の近況[3]」を読み、さらに増大させられました。

大勢の人々があれほど問い合わせをしたにも関わらず、なぜ今頃・・・しかも前任者の否定とも取れぬ書き方は、今までのズーネットではありえない話です。

個人攻撃と受け止められる危険性もあるので、深くは追及しませんが、なんだか裏の意図を感じてなりません。素晴らしい職人技を持つベテラン飼育の方々が、こんな誤解を招くような文章を載せなくてはならないほど、はな子を気にする人々の信頼を得なければならない理由は何なのか?

ものすごい違和感です。

この率直な感じ方を、敏感すぎるんじゃない、ちょっと違うよ、と受け止める方もいらっしゃるかもしれませよね。

まだまだ不安定な状況に置かれているはな子さん。

今日は幸せ気分を味わえたかと思ったら、次の日には本当にさびしい一日を過ごさねばならず、ある瞬間、ふと過去の嫌な記憶がよみがえらぬとも限りません。

以下、冗談半分、本気半分。

もし、「はな子裁判」なるものがあるならば、長きに渡る証拠分析をもとに、人の言葉を話さぬはな子さんに代わって弁護したい気分です。

このはな子さんの一件以降、タイの大自然に囲まれたエレファント・キャンプを思うと、エンリッチメントなる言葉ももはや、空々しく感じてしまい悲しい限り。

最後に、爪や皮膚については問題なかったとのことで、ホッとしました。

追記:
本件につきましては、はな子ファンの方々と共に初期段階から発していた声がやっと届いたこと、そして多方面の方々のはな子さんに対する想いが実りつつあるようです。その小さな変化は、ロックコンサート時の園の方々の対応に始まりました。その後、質問箱の設置、そして5月の終わりのお湯浴びなど、飼育現場の方々の努力をしかと感じることができただけでなく、7月になった今、はな子さんからは以前のような寂しい様子は感じられません。これからは笑顔のはな子さんの様子をお伝えできることを心から願うのみです。

アジアゾウはな子 余生の幸せを願う人々の反響いかに?

来園者からの意見、質問、要望などを受け、はな子さんのお部屋の中に「飼育係への質問」箱と掲示板が設置されたようです。

しかしながら、園からの返事や対応は変わらず、来園者が素直に納得できる内容でないことが現実です。

また、引き続き更新されたズーネット、アジアゾウはな子の近況[2]を読み、申し訳けないけど、どこかの国の政治家さんたちがやっていることとタブさせてしまった方も多いのではないでしょうか?

しかも、掲載された画像はなぜか、ご本人たちのバナナパフォーマンスの様子・・・。

朝の準備に手間がかかること、そして間接飼育移行(なぜか、準間接飼育と呼び名が変わっている)に伴う施設改修の必要性も記述されていますが、来園者から見ても疑問に思います。

第一に、改修工事がもたらす音や臭いが、4月以降にガラリと環境が変化したはな子さんのストレスにならないか?第二に、若い個体ならともかく、高齢のはな子さんにとって準間接飼育(定義コロコロ変わる)なるもので、今まで通りのケアができるのか?

事実、ちょっと前からのはな子さんを見てこられた方が、今のはな子さんに会ったときの率直な感想は、「寂しそうだけど大丈夫?」、「なんか、はな子さん汚くなった」(←はなちゃん、ごめん。美人が台無しだね)です。

また、過去、人事異動や工事の後にはな子さんがストレスをためたことや、直接のお世話でないと、特に何かあった時の治療がスムーズにいかず、治癒に相当な時間を要することが、「父が愛したゾウのはな子」にも書かれています。

素人がこんな事まで口出しするのは何かと思いますが、誰が見ても、高齢で明日どうなるかわからないはな子さんに対してあんまりじゃないか、これじゃあ、寿命が縮まってしまう、との声をあげたくなるのではないでしょうか?

何も慣れ親しんだベテランさんをいっぺんに2人も動かすことはなかったのでは?
この件に関してもいろいろな憶測を呼んでいます。

せめて、今まで通りの方法ではな子さんの最期を看取っていただきたい。

改修工事、行われるのでしょうか?
税金の無駄になるような気がしないでもありません。どうだろう・・・?

ただ、はな子さんの余生の幸せを願う来園者やはな子サポーターを納得、安心させていただけるような状況が来ると良いのですが。

最後に1年と数か月前のはな子さんの画像を載せておきます。

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追記:
本件につきましては、はな子ファンの方々と共に初期段階から発していた声がやっと届いたこと、そして多方面の方々のはな子さんに対する想いが実りつつあるようです。その小さな変化は、ロックコンサート時の園の方々の対応に始まりました。その後、質問箱の設置、そして5月の終わりのお湯浴びなど、飼育現場の方々の努力をしかと感じることができただけでなく、7月になった今、はな子さんからは以前のような寂しい様子は感じられません。これからは笑顔のはな子さんの様子をお伝えできることを心から願うのみです。

アジアゾウはな子さん 「カッコーの巣の上で」

先日、ズーネットに掲載された、アジアゾウはな子の近況[1]を読み、Maya同様、納得のいかない方は多いのではないでしょうか?

このタイミングを境にはな子さんに対し、さらに距離が保たれるようになりました。

ダンゴもお茶もさらに出入り口の奥に引っ込み・・・。

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いつも、暖かいタオルでふいてもらっていた目やにももちろん、毎日そのまま・・・。
でも、何よりも気がかりになのは、目に活力が失われたこと。
そして、はな子さんの体全体に漂う寂しさです。

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しっぽのささくれも、爪も足も手をかけた形跡もなく・・・。

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この日は、お気に入りの来園者のおじいさんが来た時にやっと元気になりました。
今となってははな子さんの日中の唯一の楽しみです。

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穏やかな表情のはな子さんにちょっと安心。
この後、みんなに鼻を伸ばして幸せのおすそ分けをしてくれました。

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独りぼっちのはな子さんには飼育員さんたちだけが頼りの綱。
この日も大好きなおじさんに喜びの鼻息を鳴らし、甘えていました。
こんなにも人との触れ合いを求めているのに・・・。

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ズーネットで井の頭自然文化園の現園長がお書きになった内容は、どう見てもはな子さんが”年を取ったために問題のある扱いにくいゾウになった”、というはな子さんが、一方的に悪者になり兼ねない印象を受けるものです。何も知らない人が読み、今の状況を見たら明らかに誤解を生むだけでなく、長年に渡りはな子さんの様子を見続けてきた来園者は、かえって不信感が増大させらてしまう内容です。

また、このような飼育方法ではお世話が十分行き届かず、大変非効率的であることは、シロウトからも一目瞭然です。

その件については、園からの回答に対する感想も含め、にわとりトシ子さんがご自身のブログ、にわとりトシ子の君の瞳に恋してる!で鋭く指摘されています。

さらに、気になることが。

それは、最近の井の頭自然文化園の駅前広告や、イベントのチラシからはな子さんの絵や写真が消えたことです。そして、なぜか、利益につながる売店だけ、「はな子カフェ」と名付けて改装された事実。さらに、ゾウが必要な体のケア、知的動物に対する心のケアも外され、ただ囲いの中で餌だけ与えられる日々・・・。

これは一体、何を意味するのでしょうか?

つきつめると恐ろしいです。

人の言葉を話せないはな子さんは、かつての悪夢を引き合いに出されたまま、葬り去られてしまうのでしょうか?

現代の日本の動物園でこんな事態が起こっていて良いものか?

はな子さんについては、タマらんブログ/動物との共生フォーラムでも、5月20日に取り上げられています。ぜひ、合わせてこちらもお読みください。

どうか、はなちゃんにかつてのような穏やかで幸福な余生を!

追記:
本件につきましては、はな子ファンの方々と共に初期段階から発していた声がやっと届いたこと、そして多方面の方々のはな子さんに対する想いが実りつつあるようです。その小さな変化は、ロックコンサート時の園の方々の対応に始まりました。その後、質問箱の設置、そして5月の終わりのお湯浴びなど、飼育現場の方々の努力をしかと感じることができただけでなく、7月になった今、はな子さんからは以前のような寂しい様子は感じられません。これからは笑顔のはな子さんの様子をお伝えできることを心から願うのみです。

続:はな子さんの幸福の行方

「井の頭自然文化園」開園69周年イベントの日、園は音量測定計で音の大きさを測るなど、なかなかの厳戒態勢でありました。

そして・・・
なんと!嬉しいことにはな子さんの運動場に水がまかれたのです(感涙)。

最初に水に濡れるのが嫌いなはな子さんは、後ろに下がります。なので、もちろん以前やってもらっていたような、水浴びタイムではありませんでしたが・・・。

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そして、お昼過ぎにいよいよズンズンドコドコ、パンクロックの振動が響き渡った頃、はなちゃんはどうしていたのでしょうか?

相変わらず出入り口の影からでしたが、大好きなお姉さんにたくさん、スキンシップしてもらっていました☆

足を撫でてもらったり、ポンポンしてもらったり・・・

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お口の中に手を入れて、ベロを撫でてもらったり・・・

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お鼻で握手したり・・・

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今日は、フルーツ以外に木の枝のおやつまでもらって・・・

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そして、大好きなおじさんやお兄さん達にも来園者側の位置から見守ってもらい安心するのか、とても穏やかな様子でした。

この姿を見ていると、やはりはな子さんは触れ合いを強く求めていることは、誰の目から見てもよくわかります。

そして、夕方のお茶タイム。
おばあちゃんゾウだけど、おお!まるで幼い子供のように無邪気に飲む姿がたまらなく愛おしい・・・。

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そして、お部屋のシャッターが閉まる前は、ほうきで背中や頭を掻いてもらっていました。「お願いします」、と頭を下げるはな子さん。

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寄生虫とか大丈夫なのかな??
「がさがさのしっぽのお手入れもよろしく~」、はな子より、なんて・・・

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たとえ、方針がとうあれ、はな子さんという1頭の特化したゾウのお世話するには、やはり、直接の触れ合いなしでは心の安定を与えることができないのでは・・・そんなことを改めて思い知った一日でした。

かつてのはな子さんの姿は、動物園嫌いの人たちの”動物園のゾウはかわいそう”、というイメージを払しょくさせるものでした。

はな子さんが笑顔だと、私たちも笑顔になれる。日本中の動物園で暮らす”ひとりぼっちのゾウ”は、はな子さんだけではありません。

公立動物園が保身に走り過ぎ、ゾウのプロフェッショナルの芽がつぶれてしまうのであれば、いっそ、ゾウを飼育するにふさわしい環境を提供できる他園に託した方が良いのでは、そんな思いに駆られつつも、現場飼育の方々の愛情を信じてはなちゃんの幸せな余生を願い続けることにしましょう。
プロフィール

mayani

Author:mayani
こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

どうぞ、お楽しみください!

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