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ロンドン、テムズ川にタツノオトシゴ

2012年、夏季オリンピックの開催地として話題のロンドン。

開催時のためにも、テムズ川の水質管理を徹底して行いたいとみられる英国環境庁ですが、その環境庁からの発表が話題になりました。

なんと、あのテムズ川でタツノオトシゴが発見!

場所はグリニッジ周辺。今年のロイヤルウエディング時、大勢の人で賑わったウエストミンスター地区からわずか5マイルの場所。

発見されたのは、Hippocampus Hippocampusと呼ばれる種。
15センチの大きさにしか成長せず、主な生息域は、地中海やカナリヤ諸島と言われているものの、英国海域、さらに汽水域にも侵入するため、テムズ川河口で遭遇することもあるそう。今回、発見されたのはまだ若い個体で、繁殖場としてグリニッジ水域を選んだのではとのこと。

例にもれず舌をかみそうな正式名を持つ、このタツノオトシゴちゃん。
どんな姿をしているのでしょうか?

ロンドン動物園からもコメントと動画がUPされているのでご覧ください♪
↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=A3XJF-uY8SQ

さて、長きに渡り深刻な水質悪化が問題視されていたテムズ川ですが、環境庁が地道な調査を定期的に行ってきました。1958年の調査では、壊滅した、と言われていた生物が、東に位置するグリニッジ地域から西に位置するキュー地域に再び戻ってきて、現在は数を増やし続けているとのこと。

昨年には、水質管理による劇的な改善が評価され、「The International Theiss River賞」をめでたく受賞。

タツノオトシゴは絶滅が懸念されている種。
漢方薬やペット、お土産用の飾り物目的の乱獲がその原因と言われていますが、さらに生息域が、サンゴ礁や海藻の間、あるいはマングローブの湿地帯であるため、開発や環境汚染に影響されやすいから。

しかし、水質改善されたテムズにまで生息域を広げ、定期的に訪れることができるようになったとは、よい兆しと言えましょう。

本記事の詳細は以下をご覧ください。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/from-the-tropics-to-the-thames-seahorses-discovered-in-london-2367367.html
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白イルカ、冷水で溺れかけたダイバーを救出か?

本日付けのスカイニュースに、「え、何が起きたの?」、って思うような画像が載っていました。

それは、北極圏の温度の水の中で足が硬直し、溺れかけたダイバーを白イルカが助けたというニュースです。

まさか、野生の白イルカが人助けをしたの???

事件が起きたのは、中国北西部ハルビンにあるポーラー・ランドという水族館のベルーガ水槽(水深20フィート)の中で、フリーダイビングの競技を行っていたときのこと。

足が硬直したダイバーは水底にどんどん沈んで行きます。呼吸もできず、もう死んだと思ったその時です!

様子を見ていた水槽の住人、白イルカのミラはダイバーの状態に気付ました。そして、足をそっと加えて水面に押し出したというのです!!

ダイバーの足が水面に押し出されてくるまで、周囲の人たちはこの状態に気付いていなかったそう。

人と親しくしている白イルカだからこそ、助けてくれたのでは、との事。

それにしても白イルカのギャラリー付きでフリーダイビング競技とは、ダイナミック過ぎですね。

画像はこちらをご覧ください。
↓↓
http://news.sky.com/skynews/Home/World-News/Beluga-Whale-Saves-Diver-In-Chinese-Free-Diving-Contest/Media-Gallery/200907415348894?lpos=World_News_Second_Home_Page_Strap_Teaser_Regio_0&lid=GALLERY_15348894_Beluga_Whale_Saves_Diver_In_Chinese_Free-Diving_Contest

英の座礁クジラ、なぜ安楽死が選択されたか?

今日、和歌山県田辺市の内ノ浦湾にマッコウクジラが迷い込んだというニュースが報道されました(5月17日付、産経新聞)。

このクジラは背ビレなどに怪我をしており、かなり衰弱している状態だということです。ある専門家は、1頭で迷い込んだということは死に場所を探しているのではないか、と分析しているようです。

今回のように浅瀬に負傷したクジラが迷い込んだり、浜辺にクジラが打ち上げられたりするニュースをよく見ることがありますよね。

そして、そんなクジラの治療や救出を試みるのですが、今まで成功例はほとんどありません。

今年の3月24日、英国の海岸で大量のクジラが打ち上げられました。すべてのクジラの健康状態をチェックしたところ、安全な海域に戻すことについては絶望的、ということが判明しました。

したがって、海洋生物専門家は、苦しませるより注射による安楽死を奨励しました(2009年5月24日付、英インディペンデント紙)。

一度、座礁したクジラの命を救うことはとても難しいと言われる理由。

ロンドン動物園協会の専門家は、座礁したクジラは、肝臓や内臓に致命的なダメージを受けているからである、との見解を示しています。

そのことは、今まで座礁したクジラの血液サンプルを採取分析し、死亡したクジラを 解剖したことで明確になりました。

2002年~2006年、英国の海岸では、マッコウクジラ30頭、オオハギクジラ24頭の座礁が確認されています。また、2006年1月にはテムズ川にキタトックリクジラが迷い込み、残念ながら救出中に死亡したことがあります。

クジラは通常、深海でイカなども食べている生き物です。なんと、クジラはイカを食べることで水分補給しているそうなんですね。

そんなクジラが通常の生息域でない浅瀬に出てきてしまった場合、どうなるのでしょう?そう、脱水症状が起こってしまいます。

それに加えて浅瀬にいることで、症状が悪化し、元の生息域に泳いで戻ることができなくなってしまうらしいのです。

浅瀬から深い場所に戻ることのできなくなったクジラは、脱水症状だけでなく、致命的な腎不全や筋肉破損を引き起こす。それもかなり苦しみながら死に至らなくてはならないくらいボロボロな状態になるそうなのです。

ひどい病状で死に至ることが確実なクジラを深い場所に返し、そこで苦しみを長引かせるより、安楽死の方が人道的。

3月、英国の海岸に座礁したクジラには強力なオピオイド剤が投与されました。

まだまだ解明されてなさそうな、クジラやイルカの座礁の謎。今後もおもしろそうな発見があったら紹介していきたいと思います。

和歌山県「迷いクジラ、背ビレなどに怪我」
↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090517-00000004-san-l30

英国の座礁クジラの記事はこちらから。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/beached-whales-must-be-killed--say-marine-experts-1653309.html

タコのかしこさに改めて感心!恋人を求めるタコのお話

ニュージーランドの「ポートベロー水族館」にはシドという人気者のタコがいました。

しかし、このシド君、恋人を求めて(?)何回も脱出を試みたため、めでたく2月14日のヴァレンタインデーに担当飼育員さんの手で、海にリリースされました(2009年2月14日付英インディペンデント紙)。

この水族館で半年過ごしたシドの暮らしぶりは結構、満足しているように思えました。

しかし、担当飼育員のクレインさんはある日、シドが水槽から脱出しているのを発見。何とプラスチックの水槽の蓋を自ら開け、脱出しようとしているではありませんか!

その後、シドが隙を見ては触手を伸ばし脱出を試みているのをきっかけに、クレインさんら関係者は彼を海にリリースすることに決めました。

タコの寿命は約2年と言われ、繁殖活動を死ぬまで行うそうです。補獲された時のシドの推定年齢は9か月。そろそろ恋を求めて海をさまようお年頃です。

2月14日、シドが恋人に巡り合うことを祈りながらクレインさんは彼を海に放しました。

さて、シドはどうやって水槽の蓋が開くことがわかったのでしょうか?

クレインさんによると、おそらく誰かが水槽の蓋を開けているのを見て十分な隙間があると判断し、脱出を試みたのではないかと言っています。

タコは時には犬と比較されるほどかしこく、ビンなどの蓋を開けてエビなどのえさを取るように訓練することができるのです。

ところで、この水族館では突然、ザリガニが水槽から姿を消してしまったことがあるそうです。当惑したスタッフがある夜つきとめた真実とは・・・。

何と!シドの前の住人が水槽をよじ登り外に出てザリガニの水槽の蓋を開け食べた後、蓋を閉め自分の水槽に戻っていたのです。

また10年前、監視カメラが面白い映像をとらえていたこともありました。

シドが住んでいた水槽の当時の住人ハリー君の決定的瞬間。それは、隣の水槽の魚を食べた後、魚の水槽の蓋も、戻った後の自分の水槽の蓋も閉めつまみ食いの痕跡を消している様子でした。

タコは海洋生物の中でも最も知的であると考えられています。その脳は無脊髄動物の中で一番発達しており、体の半分以上の神経が触手に集中しているそうです。とても器用で学習能力もバツグンなのです。

最近までタコは8本足の生き物と思われてきましたが、去年ヨーロッパで行われた研究の結果によると、実は腕が6本、足は2本であることが判明しました。

以上、記事の概要でした。

いや~、面白いです。

シュノーケルで偶然、イカとご対面したときしばらく見つめあったことがありました。その時、何だか対話しているような気分になったのですが、ナルホドという感じです。

ところで、あの「さかなクン」はタコとの出会いがキッカケで、魚好きになったという話をTVで見たことがあります。

いろいろな意味で夢中にならずにはいられない魅力のあるタコのお話し。さかなクンの気持ちがわかるなぁ。

オリジナル記事全文はこちらから。
↓↓
http://www.independent.co.uk/environment/nature/legging-it-evasive-octopus-who-has-been-allowed-to-look-for-love-1609168.html

ジンベイザメのサミーはドバイ豪華ホテルからリリースされるか?

ドバイのパーム・ジュメイラの「アトランティス・ホテル」には大型水族館があります。その水族館の巨大水槽にはサミーと名付けられたジンベイザメの子供(メス)が飼育されています。今、そのサミーを巡って環境保護団体が再びリリースを訴えています(2009年2月9日付英ガーディアン紙)。

サミーは4メートルのジンベイザメで正確な年齢は不明ですが、おそらくまだ子供ではないか、と言われています。以前から解放を求めるフェースブックキャンペーンが行われ、地元では大きな運動が起こっている、という話があったようですが、環境保護団体は2月8日、改めてホテル側に解放を求めました。

サミーの住む水族館にはアカエイなどの海洋生物65,000匹が飼育されています。ジンベイザメは絶滅危惧種であること、そして飼育の難しさなどを理由に保護団体は改めてホテル側に書面を送りました。書面に関してホテル側はコメントを控えているそうです。

ホテル側の言い分としては、去年8月、建物が立ち並ぶ海岸沿いの浅瀬に迷い込んだジンベイザメを保護したと言っていますが、ペットにはしないでほしい、というのが保護団体の訴えです。

ジンベイザメは100歳くらいまで生きると言われ、体長は約46フィートまで成長します。野生から将来、繁殖の可能性のある個体を連れてくることは、すでに減少の一途をたどっているジンベイザメを1頭だけ連れてくるということだけでなく、その個体が生む可能性のある子孫の命まで奪うことを意味する、という内容が先の書面には書かれていたそうです。

15億かけて建設された同ホテルは昨年秋、ハリウッドセレブを含めたゲストを招き2000万ドルの予算をかけ、オープニングパーティを開いたばかりでした。

以上、記事概要でした。

ジンベイザメは日本の「ちゅら海水族館」でも飼育されていますが、確かにとても難しいと思います。謎が多いだけでなく、巨大な生き物を限られたスペースで飼育することは人間にとってある意味で、挑戦でもあるのでしょう。

同水族館は世界でも高いレベルの飼育技術を持ち、ジンベイザメの長期飼育や複数飼育も成功しています。また、繁殖への期待もかけられているようです。

今回、保護団体がサミーの解放を訴えただけでなく、世論も大きく動いたのは、贅を極めたこのホテルが地球環境問題という観点から時代とあまりにも逆行しすぎている存在だからではないかとも取れます。

複雑な思いにさせられた記事でもありますが、保護団体の「子孫の代の命まで奪う」という記述には説得力がありました。

オリジナル記事全文はこちらから。
↓↓
http://www.guardian.co.uk/environment/2009/feb/09/shark-dubai

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Author:mayani
こんにちは!
Maya(Mayani)です。
「世界の動物ニュース」へようこそ!

動物行動学や環境問題。世界は興味深いニュースであふれています。日本には伝わってきにくい情報。そして、動物や自然を通して感じていることなど。実体験を交えて伝えたい。

どんな動物でも好き。
でもMayaを夢中にさせているのはゾウ★
結果、ゾウの話題が多いのがMayaの「世界の動物ニュース」です。

どうぞ、お楽しみください!

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